松山英樹はファウラー&ノックスと同組 谷原秀人はマキロイと
2017年 マスターズ
期間:04/06〜04/09 場所:オーガスタナショナルGC(ジョージア州)
「すごい組になった」谷原秀人に松山英樹からひと言
◇メジャー第1戦◇マスターズ 事前情報(4日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)◇7435ヤード(パー72)
開幕2日前の4日(火)午後、谷原秀人は練習ラウンド中に関係者から予選ラウンドの組み合わせを聞かされた。「またすごいペアリングになったじゃないですか…。もっと疲れちゃいますよね」。同組に入ったのは1月に米ツアーで初勝利を飾った期待の新人ホン・ラーム(スペイン)、そして世界ランキング2位のロリー・マキロイ(北アイルランド)だ。
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谷原は2週前の「WGCデルテクノロジーズマッチプレー」でベスト4に入り、世界ランキングで50位以内を確保して今大会に滑り込み出場。同大会では、対戦した各選手に30yd近い1Wの飛距離差を付けられながら、正確なアイアンショットとショートゲームで、猛者たちをなぎ倒した。
「また、どれだけ置いて行かれるのか楽しみですねえ」と苦笑いしたが、中でも準決勝で世界ランク1位の飛ばし屋、ダスティン・ジョンソンに敗れながら互角の争いを演じたことは記憶に新しい。
ただこの日、一緒に練習ラウンドを行った松山英樹から聞いた情報も気になるところ。「たぶん、マキロイの方が飛んでるっス。ダスティンは(ドローから)フェードに球筋を変えてからちょっと飛ばなくなったかも。マキロイの方が多分飛ぶんじゃないですか」。彼らをよく知る後輩の“脅し”は容赦がない。
「今あるものを出せるように、相手を意識してもしょうがない。違う次元だから」と谷原。「自分のゴルフがどこまでできるかの勝負になる。マキロイ、ラームのプレーを見られるのも楽しみ。マッチプレーと一緒じゃないですか。ワクワク感はある」。予選2日間で勝負は決まらないが、“ジャイアントキリング”の再現となれば最高だ。(ジョージア州オーガスタ/桂川洋一)