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「欲をかいた」石川遼 ダボフィニッシュで出遅れ

◇米国男子◇ジェネシスオープン 初日(16日)◇リビエラCC(カリフォルニア州)◇7322yd(パー71)

ショットの状態が上向きにあっただけに悔しい。早朝の濃霧中断により48人が第1ラウンドを2日目に持ち越したこの日、午後にプレーした石川遼は「73」でホールアウト。最終9番でダブルボギーをたたき、1オーバーの暫定92位タイと出遅れた。

1Wショットが次第に安定し、石川は1オーバーで折り返した後半アウトで盛り返した。「すごく良い状態ではないが、ショットの底上げはできている。先々週(ウェイストマネジメントフェニックスオープン)の予選落ちで、右に行き出した1Wがどうなるかと思っていたが、うまく原因が分かってきた」。1番(パー5)を2オン2パットでバーディ。2番をボギーとした後、5番、8番と2打目をピンそば3m前後にからめてバーディを決めた。

ところがアンダーパーにした直後の9番。1Wショットを右ラフに入れると、フェアウェイにレイアップした直後の3打目で63ydの距離を手前のバンカーに打ち込み、4オン2パットのダブルボギーフィニッシュ。バンカーの先から下り傾斜になるエッジぎりぎりを狙ったが「ボギーで抑えられたかなと思う。ちょっと欲をかいた。もっと技術を磨いていきたい」と反省した。

この日、一緒にプレーしたのは韓国のアン・ビョンフン。欧州ツアー経由で米ツアーに参戦した若手のホープは、石川と誕生日がまったく同じ(1991年9月17日)という不思議な縁がある。

今年になって食事をともにしたこともあり、英語で和やかに会話しながらプレーしたが、その実力は折り紙つき。松山英樹が優勝したフェニックスオープンでは、最終日のバックナイン途中まで首位でプレー。この日も4アンダーと好調をキープし、米国初優勝が近い存在だ。石川は「力のある選手で、いいものを見せてもらった。こういう難しいコースでもどんどんバーディを取れるゴルフ。クオリティの高いショットを打っていけば、どんなに難しいホールでもバーディを獲っていける」と、そのショット力に目を見張った。

午前中にプレーした選手が上位を占め、予選通過には第2ラウンドでの好スコアが必須。「3アンダー、4アンダーと目指せるゴルフを。とにかく明日ベストを尽くしたい」と、早朝にスタートする2日目に備えた。(カリフォルニア州パシフィックパリセーズ/桂川洋一)

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