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「お前、クールだな!?」無心の岩田寛に"チームメイト"もビックリ

◇米国男子◇AT&Tペブルビーチプロアマ 初日(9日)◇ぺブルビーチGL(6816yd、パー72)、スパイグラスヒルGC(6953yd、パー72)、モントレーペニンシュラCC(6958yd、パー71=すべてカリフォルニア州)

全選手が3コースをプレーする予選ラウンドが開始され、岩田寛はスパイグラスGCの後半インで2バーディを奪うなど挽回し「72」のイーブンパー。ホールアウト後に大雨の影響で第1ラウンドが翌日順延となり、この日を暫定37位タイで終えた。

昨年は最終日最終組をプレーし、4位で終えた大会。2017年に入り、日米ツアー出場3試合で連続予選落ちを喫している岩田は、序盤から苦戦を強いられた。アイアン、ウェッジでのショットが乱れ、5番までは必死にパーを並べる展開。6番で7mのバーディパットを1.2mオーバーさせた後、カップインにさらに3打を要して4パットのダブルボギーを叩いた。

周囲の心配をよそに、その後も本人は「何も考えずにやった。苦しい、というのもなかったですね。とりあえず、何も考えたくなかった」という。フェアウェイからUTで2オンに成功した11番(パー5)、5mのイーグルチャンスを逃したバーディの際も、一連の動作は淡々としたもの。その後も再三のピンチをショートゲームで耐え忍ぶ。迎えた18番。グリーン右サイドからSWでチップインバーディとした、この日最後のショットの後だけ、笑顔がのぞいた。

パー3を除く14ホールのうち、ティショットで9回フェアウェイをとらえたが「うーん…でも、相当飛んでいないですね」と不満は尽きない。自分のことに必死で、「(一緒の組の)人のプレーが遅いことなんかで、イライラすることはないですね」という。プロアマ形式の予選ラウンドで初めて岩田を知る人が少々驚くのも無理はない。「(一緒にプレーする)パートナーのアマチュアのキャディに『なんでお前はそんなにクールなんだ?』って言われましたよ…」

運はきっとある。岩田がプレーを終えた午後1時前から雨は急激に強くなり、81人が第1ラウンドを翌日に持ち越した。ホールアウトしたジェイソン・デイ(オーストラリア)らも「スタート時刻が早かった僕たちは本当にラッキー」と安堵する。それでも翌日のペブルビーチGLでのプレーを前にしても岩田は「目標?無事、完走することです」と言うだけだ。心の波は穏やかなままだった。(カリフォルニア州ペブルビーチ/桂川洋一)

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