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松山英樹 貫録の暫定2位発進にも「ベタピンなかった」

◇米国男子◇ウェイストマネジメント フェニックスオープン 初日(2日)◇TPCスコッツデール(アリゾナ州)◇7266yd(パー71)

米ツアーで臨む2回目のディフェンディングチャンピオンとしての戦い。松山英樹がタイトル防衛へ絶好の滑り出しを見せた。6バーディ、ボギーなしの「65」をマークし、6アンダーでホールアウト。暫定首位のマット・クーチャーに1打差の暫定2位でスタートした。

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快晴微風の穏やかなコンディション。松山は出だし10番で3mを沈めて幸先よくバーディ。13番(パー5)では左サイドの砂地からの2打目を3Wでグリーンの左奥まで運び、2つ目を決めて勢いづいた。

朝晩の冷え込みが厳しい砂漠気候。10度以下のスタート前には首への違和感からか、飯田光輝トレーナーにマッサージを受けるシーンもあったが、それを感じさせないスコアリングを展開する。赤いセーターを脱ぎ、15番(パー5)は4Iで2オンさせ2パット。18番で2.5mを沈め、4アンダーでハーフターンした。後半6番でフェアウェイから8Iで2打目を打った直後、思わず肩を落としたが、ボールはピン右5mに。これを沈めて6つ目のバーディとし、一時的に単独トップに立った。

「練習場では良いのが試合になると悪くなる」と前週から心配のタネだったショットは「良くなってきていると思う」と光明がある。パーオンを逃したのは2打目がスピンで花道に戻ってきた1番だけ。それでも、ハードルをひとつ越えると、またすぐにハードルを設けるのが松山だ。「チャンスが少ないというか…グリーンには乗っていましたけど、“お先”で打てるようなベタピン(のショット)はなかった」と不満顔は変わらない。

第1ラウンド「65」は前年大会と同じスコア。堂々の上位発進にも「まだ1日しかったっていない」と淡々と、周囲の期待の高まりを制すように言う。「最終日までよいショットが打てるようになったら、自信を持っていけるかなと思います。パットは良い感じでストロークできているし、何回かのミスをなくせばスコアは伸びる」と、まず2日目を見据えた。

この日、競うように同組でスコアを伸ばしたのは2年前の最終日最終組争いで敗れたブルックス・ケプカ(4アンダー)。バーディ合戦が再び予想される予選ラウンドはもう1日。2年でついた地力の差を見せつけるには、もってこいの相手だ。(アリゾナ州フェニックス/桂川洋一)

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