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「ぶすっとしたくない」岩田寛が明るくなった!

2016/11/06 09:32

◇米国男子◇シュライナーズホスピタルforチルドレンオープン 第2ラウンド続き(5日)◇TPCサマリン(ネバダ州)◇7255yd(パー71)◇

「今日に関しては、特に何もないです…」。第2ラウンドの残りとなった2ホールを、ボギー、トリプルボギーで終え、通算5オーバーで予選落ちとなった岩田寛はそうつぶやいた。

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前日、カットラインとは4打差がついて、2ホールを残したところで日没サスペンデットとなった。午前7時半から再開されたこの日のラウンドでも、見せ場を作ることはできなかった。

結果は出なかった。それでも、ここ数日で岩田は明らかな変化の兆しを見せていた。「ある程度はできました。収穫ってほどではないけど、まあ、もう1回ちょっとやります」。本人が自身の言葉で表現することはなかったが、それは起こったことを素直に受け止め、常に前向きでいること。そんな風に変わっていこうとする姿に見えた。

予選通過が厳しくなった前日夕方、ラウンドを終えた岩田は立ち止まって記者たちの質問に答えていた。これまでなら、ぼそっとひと言つぶやくか、そのまま何も言わずに立ち去ってしまってもおかしくない状況だ。

「そりゃ、黙って帰りたいですよ。予選落ちですし」と岩田も言う。変化のきっかけを尋ねると「ハリケーンで(ウェブドットコムファイナルの最終戦が)なくなって、連戦じゃなくなって休む時間があったのもあるし、いろんなことが重なった。分かんないです、そこは…」と最後ははぐらかしたが、変わろうとする意志が存在し、それに伴う行動を起こしたことは確かだった。

「僕だって、こっちの方が好きですよ。ぶすっとしてしゃべりたくないですから(笑)」。“変化を続ける男”の次戦は2週間後のシーアイランドだ。(ネバダ州ラスベガス/今岡涼太)

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2016年 シュライナーズホスピタルforチルドレンオープン



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