世界1位デイの悲劇 腰痛で棄権、10億円のチャンス消滅
ジェイソン・デイが11月「ワールドカップ」を欠場
世界ランキング1位のジェイソン・デイ(オーストラリア)が7日、11月24日から地元オーストラリアで開催される男子ゴルフの国・地域別対抗戦「ワールドカップ」に欠場することを自身のSNSで明らかにした。理由は、リハビリを続けている背中痛の回復が遅れているため。デイの代わりとなる豪州代表は、パートナーのアダム・スコットが指名する。
デイは、2週間前に開催された米国ツアーの今季最終戦「ツアー選手権byコカ・コーラ」2日目のプレー中に背中を痛めて途中棄権。初日を終えて4位タイの好位置につけ、優勝すれば初の年間王者と1000万ドルのボーナスを手にできる立場にいただけに、その症状の深刻さをうかがわせていた。
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Sad to have to announce this news but it is the best decision for my rehab. Thanks to my Aussie fans for your patience & understanding. pic.twitter.com/yp4G5IHlbh
— Jason Day (@JDayGolf) 2016年10月6日
オーストラリアは前回大会(2013年)もデイとスコットがタッグを組み、団体戦で2位のアメリカに10打差をつける圧勝。デイ自身は通算10アンダーで個人戦を制し、母国を1995年以来となる優勝に導く立役者となった。
再び最強タッグで臨む今年も優勝候補の本命と目されていただけに、デイは「今年もアダム・スコットと力を合わせて戦いたいと思っていたが、戻ることができなくて残念。オーストラリアのファンの理解に感謝したい」と無念のコメント。医師からは、2017年度からのツアー復帰を勧められているという。
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