練習場で打ち込みを行う岩田寛

世界ゴルフ選手権シリーズ「WGC HSBCチャンピオンズ」は5日、中国・上海郊外にある会場のシェシャンインターナショナルGCで開幕する。大会前日の4日、日本から出場する岩田寛は練習場でみっちりと、小平智は午前のプロアマ戦に出場して、それぞれ最終調整を行った。

11時過ぎから練習を始めた岩田は、2時間みっちりと打ち込みを行うと、その後はアプローチ、パッティングと、途中から降り出した雨も気にせず、黙々と球を打った。

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「もうちょっと、という感じ。1日でなんとかなるという感じではない」と、体調を崩してクラブを握らなかった先週からの完全復調には至っていないが、「今やっていること（切り返しの調整など）ができるようになったら、ある程度（できる）という感じはある」と、控えめに抱負を語った。

大会前日のプロアマ戦に出場した小平智

一方の小平は、7時10分からのプロアマ戦に参加。2年ぶりのWGC出場となるが、「あの選手はすごいとか考えたらダメ。飲まれたらそこで終わりだから“自分もできる”と思わないと。絶対に上位に入るという気持ちでやりたい」と、気合いを見せた。

大会初日、岩田はアレックス・ノレン（スウェーデン）、ダニー・チア（マレーシア）と同組で10時スタート、小平はトーマス・ピータース（ベルギー）、ジェームス・モリソン（イングランド）と同組で8時50分にスタートする。（中国・上海／今岡涼太）