自身の課題に向き合うラウンドを続ける石川遼。再来週からは国内ツアーへ復帰する

米国男子ツアー今季第3戦「CIMBクラシック」の最終日。石川遼は7バーディ、4ボギーの「69」で回って通算10アンダーの35位タイで4日間の戦いを終えた。

37位から出た最終日、前半アウトは2バーディ、1ボギーと静かなゴルフだった石川だが、後半インに入ると2連続バーディ、パー、3連続ボギー、3連続バーディと出入りの激しいゴルフとなった。

＜＜　下に続く　＞＞

「今日もスコアにとらわれずにできたと思う。ボギーが続いたときも、攻めた結果だったし、学べたボギーだったと思う。バーディを狙っているのでボギーも出るけど、ボギーにしないようにするのは自分の技術。自分がその時にできるベストにトライすることはできた」と振り返った。

米ツアーの新シーズン3試合を戦い終えた石川は、年内は12日からの「三井住友VISA太平洋マスターズ」以降、国内ツアーへと主戦場を移す予定。「非常に楽しみ。試合でやりたい、試したいことはいっぱいある。今の自分の気持ちでやれれば、試合を積み重ねていく中で、どんどんうまくなっていくんじゃないかというものは見えている」と、意気込みを語った。（マレーシア・クアラルンプール／今岡涼太）