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遼、後半粘り51位!スイング改造は「良い傾向」

コネチカット州にあるTPCリバーハイランズで開幕した米国男子ツアー「トラベラーズ選手権」の初日、石川遼は4バーディ、2ボギーの「68」(パー70)でラウンドし、2アンダーの51位発進。「最低限のことはできた」と、1オーバーから後半5ホールで3バーディを奪って巻き返した1日を振り返った。

全長6841ydと、コースは先週よりも800ydほど短くなった。昨年この大会で生まれたバーディ数は1618個でシーズン5番目の多さ。昨年の優勝スコアが15アンダーだっただけに、開幕前の石川は「目標は1日4アンダー」と意気込んだ。

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スイング改造中の石川は、序盤3番で1Wのティショットを隣ホールのラフに曲げたが、「狙いより右に20ydくらい出てしまったけど、サイドスピンは少なかった。そこまで悪いショットじゃない」。13番でも1Wが右に出て、ラフで跳ねて池へと消えたが「狙いよりは右に行っているけど、自分的には良いショット」と楽観的。

13番をボギーとして、一時は1オーバーまでスコアを落としたが、14番で極端に左足下がりの右ラフから190ydを8Iでグリーンまで運ぶと、下り15mを沈めてバーディ奪取。15番、18番とさらにバーディを積み重ねた。

後半は方向性も向上し、「尻上がりにショットが良くなった」と振り返った石川。「インパクト前後で手先を使わなくなってきた。インパクト前後でフェースローテーションが大きいとミスが出やすい。(飛球線方向にフェースが)ピッタリ合わないと真っ直ぐ飛ばない。サイドスピンが減っているのは、すごく良い傾向」と、手応えを残して2日目に挑む。(コネチカット州クロムウェル/今岡涼太)

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