ジョーダン・スピース、自己最長28mのロングパットを決める
2015年 クラウンプラザインビテーショナル
期間:05/21〜05/24 場所:コロニアルCC(テキサス州)
スピース 地元テキサスの大会で3戦連続2位
テキサス州のコロニアルCCで行われた米国男子ツアー「クラウンプラザインビテーショナル」最終日。6アンダーの10位タイから出たジョーダン・スピースは6バーディ、1ボギーの「65」をマークしたが、優勝したクリス・カークに1打及ばず、通算11アンダーの2位タイに終わった。
トップとの差、5ストロークを追ったマスターズ王者は6番までに2度の2連続バーディを決めて優勝争いに加わった。
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4人が並ぶ首位タイに浮上した後の16番(パー3)で、アイアンの番手ミスから3パットボギーを叩いて後退。最終18番で5mのバーディパットを沈め、クラブハウスリーダーになってホールアウトしたが結局、後続組のカークが15番のバーディで抜け出した。
「第2ラウンドで後退(73)したけど、なんとか挽回しようとした。週末を8アンダーでプレーできたことには満足している。16番に戻りたい気分だけど、18番を終えてまだ勝つチャンスを残せたのは良かった」。
テキサス州ダラス出身で、今年の春には当地に新しい自宅も購入した。今週は自宅から通勤し、最大級の期待を背負ったが、同州で行われた3月の「バレロテキサスオープン」、「シェル ヒューストンオープン」はいずれも2位。そして今大会も再び惜敗した。
次週はシーズンにおけるテキサスシリーズ最終戦「AT&Tバイロン・ネルソン選手権」。スピースはキャディバッグに、AT&Tのロゴが刻まれたホストプロとなる。コロニアルCCから、わずか45kmの距離にある会場のTPCフォーシーズンズリゾートは16歳の時からプレーしてきた。「今週のコースよりも、ずっと経験がある。状態は良くなっている。直近2試合で僕は予選落ちしていたわけだからね。来週は自信があるよ」。ストーリーは既に出来上がっている?(テキサス州フォートワース/桂川洋一)