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2015年 ザ・プレーヤーズ選手権
期間:05/07〜05/10 TPCソーグラス(フロリダ州)

石川遼 米ツアー初勝利へ3打差「気を引き締めないとダメ」

最終18番で3.5mのバーディパットを沈めた石川遼は、握りしめた右拳を2度振った。フロリダ州ジャクソンビルにあるTPCソーグラスで行われた「ザ・プレーヤーズ選手権」3日目、4アンダーから出ると5バーディ、2ボギーの「69」で回って通算7アンダーとし、11位タイ。首位と3打差の好位置で、初優勝を目指す日曜日の18ホールに挑む。

“運も実力のうち”というのは事実だろうか。ショットの感触は良くないという石川は「今週は、ここまでラッキーが54回あった」と笑った。序盤で3つ目のバーディを決めた5番では左ラフから残り214ydの2打目を、「キャリーは175ydくらいしか出ていないと思うけど、フェアウェイもグリーンも硬くて転がってくれて」ピンそば3mにぴたり。カップのふちで止まりかけたのが、最後にコロリと転がり落ちた。

首位タイに並ぶ8アンダーとなるバーディを奪った10番の7mのロングパットも「良い感じで打てたパットじゃない」という。その後は、1ピンほどのチャンスを決めきれずに、さらに1m前後のショートパットを2度外して2ボギー。「芯に当たらなくて、狙ったところに出ていない。その微妙なところが出た」と分析した。

納得できない感触とは裏腹に好結果が続いている状況を「気持ち悪い」と石川は言う。「ちょっとしたミスが、いつか本当のミスになるのが怖い。気を引き締めないとダメ」。

だが、ホールアウト後の練習を終えた石川の表情は穏やかだった。「この3日間、納得いくショットは1、2回しかなかったけど、練習場で最後に3、4回くらい打てた。それが唯一の光です」。

この日、2サムの相手となったのはイアン・ポールター(イングランド)。赤シャツにブルーのチェックパンツを合わせたツアーきってのおしゃれゴルファーに対して、石川は白地にバラ柄のシャツを赤パンツで引き立てた。「意識したわけじゃない(笑)」と否定したが、ファッションではポールターに拮抗。同スコアからスタートしたゴルフでは、結局ポールターを1打リードした。

あすはツアー初優勝を目指す18ホールになるが、順位を考えるのは後半数ホールになってからだと石川は言う。「最後、優勝争いをしていれば、そこから目を背けたくない」。そして3日間パーが続いている浮島グリーンの名物ホール、17番(パー3)では、今度こそバーディを奪ってみせる。「そうですね、ああいうところで置きに行ってスイングが乱れているようじゃ、全然トップにはなれないですね」。最終日も攻めのゴルフを貫き通す。(フロリダ州ジャクソンビル/今岡涼太)

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