石川遼が描く2019年の構想 フラッグ販売などファンサービス継続へ
石川遼が急浮上 耐えて、魅せて予選通過圏内へ
米国男子ツアー「ザ・ホンダクラシック」2日目。降雨と雷による中断でスタート時間が3時間45分遅れた石川遼は、午後3時30分に1番からスタート。日没サスペンデッドになった後半12番終了時点で4バーディ、1ボギーと3つ伸ばし、通算1オーバーの暫定33位タイに浮上した。
現時点の予想カットラインは通算4オーバー。5試合ぶりとなる決勝ラウンドに向けて大きく前進し、28日午前7時30分(日本時間同日午後9時30分)に13番ティから再開する第2ラウンド残り6ホールに臨む。
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2度の中断を強いられた午前スタート組が低迷する中、石川はスタートした時点で前日の102位から77位に浮上。3番(パー5)でバーディを先行させ、早々にカットライン圏内に食い込んだ。
最大の見せ場は6番だった。ドライバーのティショットは大きく右に曲がり、隣接する4番のラフへ。184ydを5Iで放った2打目は、アゲンストの風を切り裂き、ピン奥80センチに絡めるスーパーショット。ピンチから一転、ナイスリカバリーで2つ目のバーディを奪った。
10番では、グリーン左手前の花道から11ydをパターでねじ込み豪快なガッツポーズ。この日12ホールで、パーオンに成功したのは半分の6回のみ。ショートゲームで耐えつつ、ビッグプレーを交えながら、少ないチャンスを活かして好スコアに結びつけた。
闇に包まれた駐車場では、中断を悔しがるかのようにクラブを振る石川の姿があった。明日の残り6ホール、そして今年初となる決勝ラウンドに、そのままの流れを持ち込みたい。(フロリダ州ウエストパームビーチ/塚田達也)
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