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2014年 WGC HSBCチャンピオンズ
期間:11/06〜11/09 場所:シェシャンインターナショナルGC(中国)

悪質ファンの洗礼?松山英樹 痛恨トリも耐え抜く

中国・上海郊外のシェシャンインターナショナルGCで開幕した「WGC HSBCチャンピオンズ」初日。松山英樹は3バーディ、2ボギー、1トリプルボギーの「74」で回り、2オーバーの42位タイと出遅れた。

トーナメント序盤の痛い大叩きだった。1バーディ、1ボギーで迎えた前半16番は288ydと1オンが狙えるパー4。フォローの風に乗せた3Wでのティショットは、グリーン手前のブッシュに消えてロストボールとなった。打ち直しの3打目でグリーン左のセミラフに運んだが、4打目もグリーンをオーバー。5オン2パットのトリプルボギーでつまずいた。

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それでも大崩れしなかったのは「やっぱり次のホールのパーが大きかった」から。17番(パー3)はティショットをバンカーに入れながら、3mのパットをねじ込んだ。後半はボギー直後の2番(パー5)で奥のラフからの3打目を寄せてバーディ。最終9番で第2打をピンそば1.5mにつけてバーディフィニッシュを決めた。上位発進には失敗したものの「いいプレーではなかったですけど、極端に悪いわけではない。ちょっとハマらなかったなあと」と、口調は淡々としたものだった。

多くの観衆を連れた人気のペアリングは、序盤から“洗礼”を浴びた。場内で禁止されている写真撮影をするマナーの悪いギャラリーが後を絶たない。松山のトリプルボギー、5打目のアプローチの際には、インパクト直前に現地カメラマンのシャッター音が響き、同組のイアン・ポールター(イングランド)も不快感をあらわにした。

ハンター・メイハンを含めた3人は、アドレスの仕切り直しを何度も強いられ、辟易(へきえき)とした表情が浮かんだ。「仕方ないこと。それを受け入れてやらなくてはいけない」と松山。「スコアが悪かったのもあって、気にし過ぎた部分があった。あしたから気にせずにやって行けたら」。そう気丈に振る舞う姿があったが、内心は穏やかではないはずだ。

例年の優勝スコアは4日間通算20アンダー前後。初日、5アンダー単独首位のグレーム・マクドウェル(北アイルランド)以下は混戦模様だ。「(他選手も)そんなには伸びていない。(1日)4アンダー、5アンダーと出せればいいところに行けると思うので頑張りたい」。各国のツアー優勝者が集うエリートフィールドで、力を見せつけたい。(中国・上海/桂川洋一)

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