石川遼が描く2019年の構想 フラッグ販売などファンサービス継続へ
幸運の兆し?遼、プロアマ戦に滑り込みで最終調整
ちょっとした幸運が、ラスベガスの石川遼に舞い降りた。米国男子ツアー14-15年シーズン第2戦「シュライナーズホスピタルforチルドレン」に出場する石川は、大会前日のプロアマ戦は午後のウェイティング1番目に入っていたが、プロアマ戦を欠場したウィリアム・マクガートに代わって本番直前の18ホールをラウンドした。
「試合までに2ラウンドできて、今週はアイアンの距離感を大事にしようと思っていて、それも最終確認できたので良かったと思う」と石川。昨年は“4%”を基本に、乾燥して、標高の高い(約800m)コースの飛距離調整を行っていたというが、今年は「臨機応変に」。「これ以上は言えないですけどね(笑)」と企業秘密は明かさなかった。
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昨年は2位タイに入った相性の良いコース。「難しいところに外した場合、パーセーブするのは難しい。それを避けてバーディチャンスにつけられないのも良くない。そのために、いかに短い距離からグリーンを狙うかも大事。だから、ティショットは重要です」と、メリハリの利いたTPCの攻略イメージを持っている。
スイングに関しては「悪くはないけど、まだ納得いくスイングが常にできる状態ではない」。だが、「ベースの部分を変える必要はない」と、やるべきことは先週から同じままだ。
明日のティタイムは朝8時。周囲を砂漠に囲まれた乾燥地帯のラスベガスでは、グリーン保護のために多めの水がまかれることが想定される。だが、乾燥していく速度もまた急激だ。「朝と午後でコンディションが変わるかもしれないので、最初の数ホールがすごく大事になってくる」と、変化するコンディションに柔軟に対応できるかが、今週のキーワードだ。(ネバダ州ラスベガス/今岡涼太)
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