松山英樹参戦のプレーオフ最終戦 年間王者&10ミリオンは誰の手に?
2014年 ツアー選手権byコカ・コーラ
期間:09/11〜09/14 場所:イーストレイクGC(ジョージア州)
シーズンラストゲームは松山英樹の7連戦の最終戦
2014/09/10 09:41
米国男子ツアーのフェデックスカッププレーオフ最終戦「ツアー選手権byコカ・コーラ」は11日(木)から4日間、ジョージア州のイーストレイクGCで行われる。松山英樹は開幕2日前に当地に姿を見せ、練習場で打ち込みに時間を費やした。
前週の「BMW選手権」を終え、8日(月)の夕方にアトランタ入りした松山は、この日午後3時前にコース入り。プレーオフ第3戦を終えてポイントランク上位30位までの選手が出場権を手にしたエリートフィールド。日本勢では2008年の今田竜二以来、6年ぶりとなる最終戦を前にしても、リラックスムードを崩さなかった。
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初体験のコースが相手だが、練習ラウンドは開幕前日にとどめるつもり。8月の「WGCブリヂストンインビテーショナル」から7週連続出場という強行スケジュール。「体は元気ですよ。大丈夫、大丈夫」と軽快に笑うが、そのうち予選落ちは「ウィンダム選手権」の1試合のみという状況からいえば、体調管理を優先させるのもうなずける。
最終戦は、フェデックスカップレースの年間王者に贈られるボーナス、10ミリオンドル(約10億円)の行方にも注目が集まるが、ランキング28位の松山にとっては、優勝しても他選手の成績による厳しい条件(記事下)がある。「可能性がないわけじゃない」と話す表情は苦笑いが混じったもの。ただ、「最近あまり稼げていないから…」という世界ランキングポイント獲得に向けては実感がこもった。予選落ちのない4日間。納得のいく形で締めくくりたい。(ジョージア州アトランタ/桂川洋一)
<松山の10ミリオンドル獲得条件>
「ツアー選手権byコカ・コーラ」で優勝し、以下の条件がすべて満たされた場合のみ、フェデックスカップ年間王者となる。
・クリス・カーク(ランキング1位)が25位以下
・ビリー・ホーシェル(同2位)が6位以下
・バッバ・ワトソン(同3位)が4位以下
・ロリー・マキロイ(同4位)が3位以下
・ハンター・メイハン(同5位)が2位タイ(3人以上)以下
・ジミー・ウォーカー(同6位)が2位以下