プレーオフ前最終戦 松山英樹&石川遼が2年連続で出場
2014年 ウィンダム選手権
期間:08/14〜08/17 場所:セッジフィールドCC(ノースカロライナ州)
崖っぷちの今田竜二は達観「とにかく今週」
2012年末に米国男子ツアーのフルシード権を喪失した今田竜二。今シーズンもシード復帰に向けた道は険しい状態が続いている。14日(木)に開幕の米国男子ツアー「ウィンダム選手権」は優勝での一発逆転、および今月末から始まる“入れ替え戦”の出場権をかけた戦いだ。
現在レギュラーツアーでのフェデックスカップポイントランキング195位の今田は、今週を終えて200位以内をキープするか、下部ツアーであるウェブドットコムツアーの賞金ランクを次週149位から75位以内に引き上げることができれば、昨年石川遼が出場した4試合にわたるウェブドットコムツアーファイナルズに進出することができる。
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まさに崖っぷちに立たされた状況。しかし開幕前日の今田は静かに調整を終え「出るからには自分の持てる力をすべて出し切りたい。調子は悪くは無いですけど、試合になってみないと分からない。ゴルフはショットだけじゃないし、ショットもパットも、そして運もある」と、すべてを受け入れたような口調で語った。
会場のセッジフィールドCCは近年、グリーンをベント芝からバミューダ芝に変更。「セカンドもガンガン狙って行けるコースだった。でも芝が変わって、気を付けなきゃいけないところが増えた。ラフからのショットは止まらない」。そう警戒心は緩めずとも、「来週以降のことは、まだ考えてない。(入れ替え戦出場圏内に)入れれば、頑張って4週間を戦いたいと思うし、入れなければまたやり直すだけ。そんなに深くは考えてない。いまはとにかく今週、予選通過して上位を目指したい」と、あくまで目先の一打を追究する構えを見せていた。(ノースカロライナ州グリーンズボロ/桂川洋一)