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2014年 ザ・プレーヤーズ選手権
期間:05/08〜05/11 場所:TPCソーグラス(フロリダ州)

記録寸前の大逆襲で29位発進 松山英樹を立ち直らせた1打

2014/05/09 08:56

フロリダ州のTPCソーグラスで8日(木)、米国男子ツアー「ザ・プレーヤーズ選手権」が開幕。午後12時36分に1番からスタートした松山英樹は6バーディ、4ボギーで回り、首位に5打差の2アンダー29位タイと無難なポジションで初日のラウンドを終えた。

初日「70」というおとなしい数字からだけではうかがい知れない内容。スコアカードには、序盤のつまずきから大きく盛り返すナイスカムバックが刻まれていた。後退、そして前進。そのどちらをも演出したのはパッティングだ。

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「2番のロングで外してから、ずっと入らなくなった」と、2メートル弱のバーディチャンスはカップの右を抜けてパー止まり。その後も7番までに3パット2回を含む15パットを費やし、早々に4オーバーのハンデを負った。

「気持ちが切れそうになった」という松山の表情に精気が戻ったのは、2.5メートルのパーパットを沈めた8番(パー3)だ。「難しいラインだったけど、あのパーパットを沈めることができたのは良かった」という下りのフックラインを読み切ってピンチを回避。そして、松山の逆襲がはじまった。

9番(パー5)で5メートルを入れて初バーディを奪うと、10番で1.2メートル、11番(パー5)は2オンからのタップイン、さらに12番で3.5メートルを沈めて4連続。14番、15番でも連続で伸ばし、一気に2アンダーへの浮上を果たした。後半9ホールは計13パットに抑え、イン9ホールだけでの5アンダー「31」は大会レコードにあと1ストロークに迫る猛追だった。「パットが入ることが一番の薬になる。入るか入らないかで、あれだけ流れが変わるんだと思った」。

ショット、パットを含め「まだ信用できる状態ではない」と後半のチャージを冷静に見つめながらも、「ここまで盛り返せるところまで状態が戻ってきているのかな」との手応えは、確かにある。2日目への流れも築いた。「後半のようなプレーが続けられるように頑張りたい」と、世界のトップランカーがひしめく上位を見据えた。(フロリダ州ジャクソンビル/塚田達也)

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