過去画像も満載! 石川&松山“競演”フォトギャラリー
2014年 ウェイストマネジメント フェニックスオープン
期間:01/30〜02/02 場所:TPCスコッツデール(アリゾナ州)
貫禄の松山英樹「普通に回って」10位タイ
アリゾナ州にあるTPCスコッツデールで開幕した「ウェイストマネジメント フェニックスオープン」初日。13時01分スタートの松山英樹は、6バーディ1ボギーの「66(パー71)」で回って5アンダー、日没サスペンデットを告げるホーンと共に暫定10位タイで18ホールを回りきった。
久しぶりにみる“本来”の姿だった。松山のスイングを見つめるギャラリーからは「ビューティフル」の声が漏れる。朝の練習場では良くなかったというショットだが、「(スタートの)10番のティショットがまっすぐ行ってだいぶ気分が楽になった。びっくりするくらい良かった」と覚醒した。
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フェアウェイを外したのは14ホール中4ホールだが、ファーストカットに捕まったのが2度含まれる。前半2つのパー5、13番(2打目222ヤード/5I)、15番(2打目239ヤード/3I)は共に2オンからバーディ奪取。フェニックス名物の16番(パー3)では、奧からのファーストパットが3メートルほどカップを過ぎたが、返しを沈めてパーセーブ。スタンドにサイン入りキャップを投げ入れてギャラリーを盛り上げた。
折り返した後半、グリーンを狙うアイアンショットは、ことごとくピンに絡み、「(この感触は)当分なかったので良かった」と完全復調に見えたショットだったが・・・。
ホールアウト後の松山は切り出した。「だいぶ良くなっているけど、あともう少し球筋を打ち分けられたら楽になる。今はまだそこまで求められる状態じゃない」。この日のゴルフはいわば安全運転でのもの。「普通に回って、ショットもついたしパットも入った。これから球筋とかを求めていくと、ミスも多くなってくる。欲ばりすぎないようにやっていきたい」。いつギアチェンジしてアクセルを踏み込むのか?今週は、まだあと3日も残されている。(アリゾナ州スコッツデール/今岡涼太)