米ツアー仕様の長距離セッティングに苦笑いの谷原秀人

2週間前の米ツアー「ソニーオープンinハワイ」で8位タイに入り、今週カリフォルニア州ラ・ホヤにあるトーレパインズGCで行われる「ファーマーズインシュランスオープン」の出場権を得た谷原秀人が、20日（月）当地で練習ラウンドを行った。

「ソニーオープン－」終了後は、いったん日本へ帰国。大学の後輩である藤本佳則の結婚式に出席するなど多忙を極め、「クラブを握れなかった」という。18日（土）に現地入りして、19日（日）にノースコースを18ホール、そしてこの日はサウスコースのイン9ホールをラウンドした。

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05年、米ツアーにフル参戦していた時に出場した経験（当時はビュイックインビテーショナル）があるが、その時は「70」「78」で予選落ち。9年ぶりのトーレパインズには「来ちゃったなぁ」と苦笑いだ。

「長いし、フェアウェイが狭いし、難しい。完全に飛ばし屋有利」と、本場米国のセッティングにはさすがの谷原もたじたじの様子だった。

「（ソニーオープンの）2日目とか3日目に比べたら、ショット的にはこっちの方がいい」。「あの頃に比べるとグリーンが綺麗だから、まだ戦えるかも」と、希望を捨ててはいないが、目標はいたって謙虚だ。

「頑張って予選を通る。それしかないでしょう」。（カリフォルニア州ラ・ホヤ／今岡涼太）