【画像で見る】新発想のビッグバーサ 縦の重心位置が変更可能に
2014年 ヒュマナチャレンジ クリントンファウンデーション
期間:01/16〜01/19 場所:PGAウエスト(カリフォルニア州)
「振り切れる安心感」遼、新ドライバーでリベンジへ
石川遼の2014年第2戦は、カリフォルニア州ラ・キンタで16日(木)から開幕する「ヒュマナチャレンジ クリントンファウンデーション」。開幕前日の水曜日はプロアマ戦に出場して、PGAウェストのパーマーコースをラウンドした。前週の「ソニーオープンinハワイ」では予選落ちに終わったが、今週は新たな武器を手にリベンジに挑む。
ハワイから月曜日にカリフォルニア入りした石川は、現地でキャロウェイ・スタッフと合流。早速、火曜日から「BIG BERTHA ALPHAドライバー(ロフト実測:9.5度/2月下旬発売予定)」をテストした。「昨日(火曜日)はじめて使って、4球目くらいで“使えるな”と思った」という新ドライバーは、“グラビティーコア テクノロジー”により、ヘッド縦方向の重心位置を調節できるもの。石川は低重心設定とすることにより、「200回転くらい少なくなった」と、球のスピン量を抑えることに成功したという。
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「叩いた時にサイドスピンがかからないから、安心して叩いていける。振り切れる安心感がありますね」。実際に練習場でも安定したストレートボールを打っており、「曲がる気がしない」と、明るい表情からもその良好な手応えがうかがえた。
3コースを使って行われる予選ラウンド。初日は、今日と同じくパーマーコースでプレーする。「スコアが出ることは出るけど、コース自体は罠もあって易しくはない」と警戒するが、「今日の感じでいければいい。ショットをある程度良いところに打っていければ、グリーン上の勝負になる」と、準備万端といった様子だ。「バーディ数でいえば、1日6個とか7個は獲りたいと思いますね」と、例年ロースコア続出のプロアマ混合試合に照準を定めていた。(カリフォルニア州ラ・キンタ/今岡涼太)