ホールアウト後はすぐに左手にアイシングを施した松山英樹

松山英樹が9日（木）にハワイ州ワイアラエCCで開幕する米国男子ツアー「ソニーオープンinハワイ」を欠場することが決まった。開幕前日の8日（水）、プロアマ戦に出場して18ホールをラウンドした松山だが、左手親指付近の違和感のため、ホールアウト後に本戦出場の断念を明言した。

この日のプロアマ戦では、18ホールで5連続を含む8バーディを奪った松山だったが、ラウンド中は左手のテーピングを気にしたり、フィニッシュで手を離す場面が目立つなど、万全とはほど遠い状況。「ショットに対する不安もあるし、準備不足もある。試合に出るのはまだ厳しいと思う」と苦しい胸の内を打ち明けた。

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松山は昨年11月の国内ツアー「カシオワールドオープン」で年間4勝目を飾り、賞金王のタイトルを獲得。しかし翌週のシーズン最終戦「日本シリーズJTカップ」から「日立3ツアーズ」、「ザ・ロイヤルトロフィ」と3戦連続で欠場した。

故障を引きずったまま年をまたぎ、3日（金）にハワイ入り。その後、ワイアラエCC近郊のコースで調整していたが、無念の決断に至った。次週カリフォルニア州で行われる「ヒュマナチャレンジ クリントンファウンデーション」はスキップする意向で、14年の初戦は23日（木）開幕の「ファーマーズインシュランスオープン」となる可能性が高くなった。