◎ワールドランキング（2013年度第33週）

シーズン最後のメジャー競技「全米プロチャンピオンシップ」の翌週は、ノースカロライナ州グリーンズボロ開催の「ウィンダムチャンピオンシップ」。FEDEXカッププレーオフに進む125名が決定すると同時に来シーズンのフルシード権（FullyExempt）が決定する大事な大会だった。

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優勝したパトリック・リード（アメリカ）は、世界ランキングポイント44点を獲得して世界ランク64位に上昇。ツアールーキーとなるリードは今年はメジャー競技には出場していなかったが、今回の優勝でマスターズの出場権を獲得、FEDEXカップのポイントランクは前週78位から22位に上昇を果たし今週からのプレーオフ4試合に臨む。またプレーオフで惜敗、シーズン2勝目を逃してしまった20歳のスーパールーキー、ジョーダン・スピースは世界ランク36位に上昇。今年になってからテキサス大学2年途中で中退してプロに転向したスピースは、1月のプロデビュー戦時は世界ランク810位だった。

全英オープンから5試合連続出場だった松山英樹は、4日間を戦い抜き通算8アンダー、トップとは6打差の15位で競技を終了。獲得した世界ランキングポイント4.18点を加算した松山の平均ポイントは3.36点。毎週のように自己ベストランクを更新している松山は、前週と比べてひとつ順位が上がり最新ランクは28位となっている。松山は米ツアーでの年間獲得賞金を77万1640ドルとして来季の優先出場権上位を獲得。ツアーメンバーではないので賞金ランクに名前は載らないがプロとして6試合の参戦で105位相当というポジションとなる。

一方、今シーズンUSPGAツアーを主戦場として戦っている石川遼は、ウィンダムチャンピオンシップで26位タイフィニッシュ。この試合で2013年度PGAツアーを終了した石川遼はシーズン23試合に参戦して予選通過13試合、トップ10フィニッシュは5月のHPバイロンネルソンチャンピオンシップ（10位）のみだった。

獲得賞金424,541ドル
賞金ランク149位（コンディショナル、条件付きの準シード権獲得）
FEDEXカップレギュラーシーズンポイントランク141位。

石川は来週から始まる下部組織WEB.COMツアーとの入れ替え戦で25名に与えられる優先順位上位の出場権獲得に挑む。

選手名／先週の試合結果／世界ランキング（前週比）
1位／タイガー・ウッズ（アメリカ）／出場せずオープンウィーク／変動なし
2位／フィル・ミケルソン（アメリカ）／出場せずオープンウィーク／変動なし
3位／ロリー・マキロイ（北アイルランド）／出場せずオープンウィーク／変動なし
4位／アダム・スコット（オーストラリア）／出場せずオープンウィーク／変動なし
5位／ジャスティン・ローズ（イングランド）／出場せずオープンウィーク／変動なし
6位／マット・クーチャー（アメリカ）／出場せずオープンウィーク／変動なし
7位／ブラント・スネデカー（アメリカ）／ウィンダムチャンピオンシップ予選落ち／変動なし
8位／ジェイソン・ダフナー（アメリカ）／出場せずオープンウィーク／変動なし
9位／グレーム・マクドウェル（北アイルランド）／出場せずオープンウィーク／変動なし
10位／ヘンリク・ステンソン（スウェーデン）／出場せずオープンウィーク／変動なし

★主な日本人選手は以下の通り
順位／選手名／先週の試合結果／前週比
28位／松山英樹／ウィンダムチャンピオンシップ15位／1ランクアップ
93位／藤田寛之／出場せずオープンウィーク／3ランクダウン
151位／石川遼／ウィンダムチャンピオンシップ26位／2ランクアップ
164位／谷口徹／出場せずオープンウィーク／8ランクダウン
184位／藤本佳則／出場せずオープンウィーク／2ランクダウン
203位／武藤俊憲／出場せずオープンウィーク／6ランクダウン
208位／小田孔明／出場せずオープンウィーク／4ランクダウン
211位／谷原秀人／出場せずオープンウィーク／1ランクダウン
226位／片山晋呉／出場せずオープンウィーク／変動なし
233位／池田勇太／出場せずオープンウィーク／2ランクダウン
236位／小平智／出場せずオープンウィーク／1ランクアップ
248位／上井邦浩／出場せずオープンウィーク／1ランクダウン
258位／久保谷健一／出場せずオープンウィーク／3ランクダウン
281位／近藤共弘／出場せずオープンウィーク／7ランクダウン
288位／薗田峻輔／出場せずオープンウィーク／3ランクダウン
303位／宮里優作／出場せずオープンウィーク／5ランクダウン