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奮闘!74位の井戸木鴻樹「シー・ユー・トゥモロー」

5月の「全米プロシニア選手権」で日本人初のシニアメジャー制覇を成し遂げた井戸木鴻樹が、レギュラーツアーのメジャートーナメントでも魅せた。オークヒルCCで開幕した「全米プロゴルフ選手権」初日のプレーは、周囲の驚きを十分に呼ぶものだった。

「普段通り、緊張して。ボク、ビビりなんで」。ニック・ワトニー、ロッド・ペリーといった地元米国選手と同組に入り、自身初の4大メジャーに挑んだ51歳。だがプレーが始まると、大男2人を引き連れたのはこのシニアプレーヤーに他ならなかった。

出だしの2番で残り146ヤードの第2打を8番アイアンでピンそば1.5メートルにつけてバーディを先行させると、続く3番(パー3)でカラーから15メートル、さらに4番では6メートルを沈めた。そして5番でセカンドを1メートルにつけると、なんと4連続バーディを奪って、上位グループに加わった。

身長167センチの大阪人が口角を上げ、肩で風を切って歩く。現地映像でハイライトシーンが繰り返され、コース内のリーダーボードには、ジム・フューリックらトップ選手の下に「IDOKI」の名前。首をひねる周囲をよそに、当人の胸はただ躍るばかり。「無茶苦茶、気持ちいい。一回、代わってみましょか?」

さらなる見せ場は14番だ。グリーン奥、深いラフから第3打のアプローチは、ウェッジでピンを直撃。そのままボールは落下し、カップから1メートルにつけてなんとかパーセーブした。それでも「ラフに食われると思って、強く打ったんやけどな」とチップインを逃したことが悔しそう。「(プロゴルファー)猿にはなられへんかったわ」

ところが終盤「前半で貯金できたから、なんとかパープレーにしたいと思った」と1アンダーで迎えた17番をボギーとすると、最終18番でダブルボギーを叩いた。ティショットを入れた深いラフから、第2打でレイアップを狙ったが、すぐ先のフェアウェイバンカーに入れてしまう。「謝ってんのに、謝らしてくれへん」と口をすぼめた。

結局4バーディ、4ボギー、1ダブルボギーは「72」。2オーバーの74位タイで初日を終えた。周囲の興がる視線を浴びつつも「まだ初日。4日間プレーするために、明日予選に残りたい」と、きっぱりと言った。「また一から出直します」。日焼けした顔の中の目は、真剣そのもの。シニアメジャー王者としての誇りがある。インタビューを終え、去り際に「また明日。シー・ユー・トゥモロー」との言葉に強い意志を込めた。

けれどやっぱり、オチを付けるのも忘れない。「これ、2つ目に覚えた英語やで」。

(ニューヨーク州ロチェスター/桂川洋一)

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