2013年 全米プロゴルフ選手権

A.スコットが首位タイ!日本勢は石川遼が唯一アンダーパー

2013年 全米プロゴルフ選手権 初日 アダム・スコット
今季のメジャー覇者3人でのラウンドでアダム・スコットが首位タイの好発進(Stuart Franklin/Getty Images)

◇全米プロゴルフ選手権 初日◇オークヒルCC(ニューヨーク州)◇7,163ヤード(パー70)

前日に降った雨の影響でグリーンが柔らかくなったこともあり、多くの選手がスコアを伸ばした初日。途中で雷雲接近による中断もあった中、ジム・フューリックとアダム・スコット(オーストラリア)が「65」の5アンダーで首位に並んだ。1打差の3位にデビッド・ハーン(カナダ)とリー・ウェストウッド(イングランド)の2人。3アンダーの5位グループにマット・クーチャー、ジェイソン・デイ(オーストラリア)ら6人がつけた。

4人が出場している日本勢は、石川遼が3バーディ、2ボギーの「69」で1アンダーの22位発進。藤田寛之は15番の池ポチャが響いて1オーバーの50位。今大会で来季米ツアーのシード権を確定させたい松山英樹は、終盤に落ち着きを取り戻し2オーバーの74位につけた。

また、今年の「全米シニアプロ選手権」優勝でレギュラーツアーのメジャーに初出場している井戸木鴻樹は、序盤で4連続バーディを奪い、現地でのテレビ中継を“ジャック”。ロングパットを次々に決め、観客を沸かせたが、結局4バーディ、4ボギー、1ダブルボギーの「72」で松山らと並ぶ74位で初日を終えた。

<A.スコット 年間メジャー2冠へ好発進>

メジャー最終戦は、その年のメジャーチャンプ3人が予選ラウンドを同組でプレーするのが恒例。その注目のペアリングで、ジャスティン・ローズ(イングランド)、フィル・ミケルソンをおさえて好発進を決めたのはマスターズ王者。スコットは悪天候による中断を挟んだ午後、4番から5連続バーディを奪い、午前中のプレーで単独首位だったフューリックを捕えた。

「たくさんハイライトシーンがあった」としたこの日。最終18番ではティショットを右ラフに入れてしまうが、最後は手前から4メートルのパットを沈めてパーセーブ。ピンチをクールに切り抜け「今までで最も素晴らしいラウンドに入る」と自画自賛の18ホールだった。

悲願のメジャータイトルを手に入れ、一気に覚醒した雰囲気も醸し出す。「メジャーで何かを成し遂げようとするためには、自分の思うようにいかない時もあるけれど、それを恐れていてはいけない」。メジャーでアンダーパーが続出した初日を嘆く周囲の声もあるが「世界のトップ選手が集結しているのだから、そういうこともある。グリーンがもっと速くなれば、残り3日はタフなテストになるはずだ」と凛として答えた。

2013年 全米プロゴルフ選手権 初日 井戸木鴻樹
随所に好プレーを見せた井戸木だったが、終盤に失速
2013年 全米プロゴルフ選手権 初日 松山英樹
メジャーらしい大観衆。上位進出の期待がかかる松山だが・・・
2013年 全米プロゴルフ選手権 初日 松山英樹
得意のパッティングに苦しんだ。タッチは悪くなかった。
2013年 全米プロゴルフ選手権 初日 石川遼
ティショットを曲げて悔しそう。
2013年 全米プロゴルフ選手権 初日 石川遼
前日には短いパットはクロスハンドグリップでプレーすることを考えていたが、ラウンド中に変更
2013年 全米プロゴルフ選手権 初日 藤田寛之
ラウンド中は梅原キャディと笑顔も見せた
2013年 全米プロゴルフ選手権 初日 藤田寛之、梅原敦キャディ
初日のスタートは午前7時過ぎ。朝焼けが残る時間帯だった。
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