15番ではティショットを大きく左に曲げた石川遼。2打目でフェアウェイに戻すも、3打目はグリーンオーバーとしのげなかった。

「バイロンネルソン選手権」初日、石川遼はスタートの1番でバーディを奪うなど、計5つのバーディを奪いながらも、4ボギー1ダブルボギーを献上して「71」の通算1オーバー、98位タイ。苦しい初日に、汗をぬぐった。

2番、6番、8番とアプローチを寄せきれずに、ボギーを叩く。「少し芝に食われてショートしたけど、状況判断だけだと思う」と石川。5つのバーディは1メートルから6メートルまで、幅広いレンジのパットを沈めたが、直後にミスからボギーを叩き勢いを作れない。

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14番でバーディを奪ったが、15番ではドライバーを左に引っ掛けダブルボギー。しかし、16番ですぐに1メートルにつけてバーディを取り返すという不安定な内容。「ドライバーも良い感じで振れているし、出球も合ってきている」という本人の言葉だが、時々出るミスが、そのままボギーへとつながってしまった。

事前の好調さからすると、少し物足りない結果に終わってしまった初日。「明日は4アンダー、5アンダーを出して予選突破を目指したい」という石川の奮起に期待したい。（テキサス州ダラス／今岡涼太）