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全英オープン初日注目選手インタビュー/T.ウッズ

タイガー・ウッズ(2オーバー/暫定19位タイ)

今日はスタートホールから大変な目に合いました。もちろん、ティショットでミスをしたのがそもそもの失敗でした。更に、その後持ち直そうとしている時に3つもボギーを叩きましたから、本当に疲れます。

Q.こういった状況になると相当な忍耐が必要になりますね?

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A.もちろんです。忍耐力なくしては、良いプレーなんて出来ません。また、ここのコースではボールがどっちに弾むか予想が付きませんから、ライに恵まれるには運も必要になります。ですが、全英オープンでは62とかいうロースコアを出す必要はありません。とにかく、無理をせず冷静な状況判断を下し、自分のゲームをする事が大切なんです。今日の2オーバーは上出来です。このコンディションならイーブンパーで回るのも至難の業です。ですから、まだまだチャンスは十分にありますよ。

Q.1番でロスト・ボールになりましたよね?

A.ええ、ミスショットでしたがロストになるとは思っていませんでした。ボールを見ていてくれているはずのフォーキャディが不注意だったのに苛立ちを覚えました。膝下まである深いラフで、私も含め、ギャラリーも一緒になって探したんですが結局1球目を見つからず、打ち直すハメになったのですが同じショットとなりトリプル・ボギーになりました。でもまぁ、あれだけ動いて打ったんですから良いウォームアップになりましたね

今日はフェアフェイキープを最重視したんです。ボールをコントロールし様と抑えたスイングをした時に限ってボールがラフまで転がってしまうのには苛立ちを覚えましたね。逆に、自分のスイングを信頼して、思いっきり振った時の方がフェアフェイキープ出来ました。ですが、全体的に見ると、今日は自分のスイングを信頼できませんでしたね。その結果、ボールが左右に散ってしまいました。1番ホールから行き成りショットが右のラフに捕まりトラブルに見回れました。結局ボールが見つからず打ち直すハメになり、トリプルボギーを叩きました。ですが、メカニカルな部分が悪いのではありません。ただスイング調整してきた事を信頼できるか否かの問題です。アドレスの時、全てがシックリ来れば、今日の15番、17番、18番ホールの様に思ったとおりのショットが打てるんです。

今日は風が非常に強くなり、本当に厳しいコンディションとなりました。これだけ風が強く、フェアフェイの起伏も激しく、ラフも深いのですから、幾つかのホールではもう少しボールを見ていてくれるマーシャルの数を増やした方が良いと感じました。

私はリンクスコースは色々なショット、アメリカとは異なったショットが必要とされるのですきなんです。(それにここは天候も変りやすく、)気温が10度下がれば、全く異なったコースになりますし、その状況に応じたショットを打たなければスコアにはなりません。ですがアメリカにはないような攻め方。グリーンの手前から転がして乗せる様な攻め方など、ショットの選択肢があります。そこがリンクスコースの面白い所でしょう。

全英オープンでは、62とか言うロースコアを出す必要はありません。とにかく、無理をせず、冷静な状況判断を下し自分のゲームをする事が大切なんです。今日の2オーバーは上出来です。このコンディションならイーブンパーで回るのも至難の業です。ですから、まだまだチャンスは十分にありますよ。

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