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「オーガスタ」論争 新攻撃方針

2003/04/11 09:00

女性の権利保護団体NCWOの代表、マーサ・バーク博士はアトランタ入りし、キング牧師記念館前で記者団を集め新しい攻撃方針について会見を開いた。

マーサ・バーク博士
「いままでオーガスタ・ナショナルが行ってきた、彼らはプライベート・クラブであるという主張に対してNCWOは論議を持たないことにします。彼らはオーガスタ・ナショナルをプライベートな団体で、友人が集まり、時間を共有するだけだと主張していますが、実際は違います。オーガスタ・ナショナル社はジョージア州に存在する列記とした企業です。オーガスタ・ナショナル社はそのブランド名で商品を売り、ゴルフ場も運営、さらに最大のメジャー大会でも商売をしています。この商売という言葉がポイントです」

バーク博士は、この商売という言葉に焦点を当てて、オーガスタ・ナショナルのクラブメンバーである企業のCEO(最高経営責任者)たちにプレッシャーをかける方針に出た。

マーサ・バーク博士
「CEOの皆さん、オーガスタ・ナショナルが正しいと思うのならはっきり記者会見を開いてそういってください。あなた方の企業が販売する商品を買ってくれている消費者の半数は女性です。それでも女性蔑視するオーガスタ・ナショナルの考え方に賛成だというのなら、はっきり申し出てください」

これに対し、「オーガスタ・ナショナル」側の広報担当からは冷静な反応が出された。

ジム・マカーシー(広報担当)
「忘れられてしまっていることは、オーガスタ・ナショナルは一生女性会員を受け入れないとは言っていないという点です。ただ、プライベート・クラブとしてその時期を自分達で決めたいと申し上げているだけなんです。それを強要されるのは困ります。プライベート・クラブの意義のひとつが運営方法などを自分たちで決められるということなので、今後どうしていくのかは、クラブ側に任せていただきたい」

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