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今日のタイガー/スコアを伸ばせずも17位タイに浮上!トップと6打差の1アンダー!

全英オープン2日目

全英オープン2日目、タイガー・ウッズは第12組目午前8時31分にティーオフした。初日に続き同じ組はグレッグ・ノーマン(オーストラリア)とリー・ウエストウッド(イングランド)。気温は13度から16度だった。

前半は4番、6番でバーディを獲り通算3アンダーまでスコアを伸ばすが、7番、9番でボギー。バックナインはスコアカード通り9個のパーを重ね36-35の「71」。2日間のプレーを終えて通算1アンダー、141ストローク(70-71)は17位。トップとは6打差で週末の2ラウンドとなる。

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フェアウェイキープ率は 64.2%(14ホール中9ホール)、パーオン率は61.1%(18ホール中11ホール)。パーオンしたときのパット数は平均1.81、パット数は29、1パットのホールが7回というデータが残っている。

ロイヤル・トゥルーンGCにこの季節通常吹く風は主に西北西の風といわれている。この風が吹くと基本的にアゲンストかフォローの風の中でプレーする事になる。しかし2日目は南南西からの珍しい風が強く吹いた。アウトは右からの軽いフォロー、インは左からのアゲインストの風となった。そんな難しい状況の中タイガーは内容の濃い、良いゴルフを展開した。リンクスゴルフの難しさを知るタイガー。2日目の71というスコアには満足しているとインタビューで語った。表情も明るく調子の良さを表していた。

4番のパー5では2オンに成功してバーディ、5番では4メートルのパーセーブを入れた。6番のパー5でもバーディを奪取した。この時点でスコアは3アンダーとし、リーダーボードに名前を載せた。しかし7番は短いパットをはずし2日連続のボギー、9番はグリーンエッジから3パットでボギーとしてしまう。後半はタイガーにとって苦手となる左からのアゲインストの風に向かってのプレー。これまでのタイガーだと大きく右に外すケースが多かったが、今日は違った。

圧巻だったのは16番のパー5。ドライバーで放たれたスーパードライブはクリークを超えて320ヤードの距離を出した。ウエスタンオープンから使い始めたイグナイト410の7.5度、グラファロイブルー(プロトタイプX)のマッチングも良いようだ。バーディに結びつける事にはできなかったが、あのティショットは相当な自信になったに違いない。スティンガーと呼ばれる低いショットも好調。アプローチの距離感もGOOD。

残り36ホールを残し良い位置につけたタイガー。明日もロイヤル・トゥルーンGCでは風が吹くと予報がある。風が吹けば吹くほど、タイガーの落ち着いた試合運びは彼に有利に働いていくだろう。

解説 / アンディー和田

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