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今日の日本人選手/決勝ラウンドで順位を落とすも、健闘を見せた4日間

藤田寛之にとって初挑戦となる「全米プロゴルフ選手権」も、いよいよ最終日を迎えた。藤田は、この日の早朝に行われた第3ラウンドの残りが終了し、通算13オーバーの61位タイ。2日目のようなパーで凌ぐプレーを続けられれば、再び一気に浮上するチャンスもある。優秀の美を飾るべく、10番ティからスタートを切った。

しかし、3日目の悪い流れがまた続いているのか、11番パー4をボギーとすると、13番パー3でもボギー。それでも、501ヤードと最も距離があるパー4、14番をパーで切り抜け、続く15番パー4ではバーディを奪取。持ち前の粘り強さを発揮し始めた、かに思えたが、難度の高い終盤3ホールで2つスコアを落としてしまい、前半を「38」と3ストローク落としてしまう。

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折り返し後も、屈指の難コースが藤田の行く手を阻む。1番パー4でボギー、2番パー5では今大会2つめとなるダブルボギー。3番パー3では今大会初バーディを奪ったものの、7番、8番と連続ボギーを叩き、最終的にはこの日2バーディ、7ボギー、1ダブルボギーの「77」。通算20オーバーの68位タイと順位を落とし、藤田の「全米プロ」初挑戦は終わった。

決勝ラウンドでは本領を発揮できなかったものの、日本人でただ1人予選突破を果たした意義は大きい。ドライビングディスタンス270ヤード台の藤田が、メジャー仕様の難コースを4日間戦い抜けたことは、今後メジャーに挑む日本勢にとって大いに参考になることだろう。

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