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粘った!日本勢2人は意地を見せたが・・・

マスターズ7度目の挑戦となる片山晋呉が、これまで予選落ちに終わったのは自身2度目の挑戦となった2002年の1度だけだった。オフシーズンには、マスターズ用に調整を行い、自己ベストの27位タイ越えを狙ったが、初日は7オーバーの86位タイ。

巻き返しを狙い望んだ2日目は、4番で長いバーディパットを決めるなど3つのバーディを奪った。しかし、それを上回る4つのボギーを叩いてしまった。初日の7オーバーから考えると1オーバーで踏ん張ったが通算8オーバーで予選落ちを喫してしまった。

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一方、最終組でスタートした谷口徹は、4オーバー65位タイからのスタート。谷口がスタートする時点で予選カットラインは3オーバーまでが濃厚のため、攻めるゴルフでオーガスタに立ち向かった。

前半は7番ボギーの直後に8番パー5でバーディ。その後12番までパープレーを続けるが、13番パー5でティショットを左サイドに曲げ、2打目でグリーンまで130ヤードにレイアップ。ピンを狙った3打目はわずかに届かずクリーク(川)に捕まってしまった。このホールでダブルボギーを叩き通算6オーバー、万事休すかと思われた。

ところが、終盤16番パー3でバーディを奪うと、17番もバーディパットを沈めガッツポーズ。難しい2つのホールで2ストローク伸ばし、スタート時の4オーバーまで挽回。最終18番でバーディを奪えば予選通過、という状況まで戻したが、セカンドショットはグリーン右手前。チップインバーディを狙ったアプローチは、惜しくもカップをかすめた。結果僅かに1打足りず、谷口の挑戦は3度目も予選突破とはならなかった。

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