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やったぜ! HIDEMICHI米ツアーゲット! 危なかったがぎりぎりセーフ

フロリダ州ウエストパームビーチのベアレイクスCCで行われた、米国PGAツアーのクウォリファイング・スクールは、6日間に及ぶ長くつらい戦いが幕を閉じた。そして、日本から出場した田中秀道が通算18アンダーで23位に入り、来シーズンのシード権を獲得した。

初日4アンダー16位と好スタートをきった田中は、2日目に64をマークし通算12アンダーで単独首位に立った。この時点では、まだ4ラウンド残っていたので安心することはできなかった。そして、3日目に3位、4日目にもスコアを1つ伸ばしたのだが、周りが大きくスコアを伸ばしたため13位に後退してしまった。

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上位35位タイまでに入れば、来シーズンのPGAツアーシード権、さらに50位までに入れば、その下部ツアーといわれるバイコムツアーへのシード権が獲得できる。もちろん田中が狙うのは35位以内だ。このままズルズルとスコアを落とすか心配されたが、5日目に再び67をマークし7位に浮上。残り1日となってようやく通過ラインも見えてきた。

ところが、勝負は終わって見なければわからないもので、最終6日目はバーディどころか前半でボギーを2つ叩きピンチを招いた。15番ホールでもボギーを叩いた田中は、予想される通過ラインの17アンダー、32位タイまで後退してしまったのだ。しかし、17番パー5でこの日初めてのバーディを奪い23位でフィニッシュすることができた。

これで、来シーズンのPGAツアーには、丸山茂樹横尾要、そして田中秀道の3人がフル参戦できることになった。

バイコムツアーからこのファイナルに進んだ今田竜二は、初日から出遅れ140位周辺で落ち着いてしまった。最終日にようやく60台をマークしたが、順位を上げることはできなかった。

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