平本、額賀が3位タイ 田中秀道が55位に急浮上/男子ファイナルQT2日目
PGA「Qスクール」初日、E.エレラが首位発進
張り詰めた空気の中でプレッシャーに押しつぶされそうになりながら戦う長き6ラウンド、108ホールに及ぶ「棘の道」の第一歩が踏み出された。一次予選、そして二次予選を戦い抜き最終予選にまで上りつめてきた167人の「地獄の6日間」が始まったのだ。予選落ちのない6ラウンド、初日から弾みをつける者、出だしからつまづく者、すでに2001年「Qスクール」の明暗が分かれ始めている。
注目の選手は数多くいるが、注目のギャラリーが一人。開催地フロリダ州ウェストパムビーチのベアレイクCCのコース設計者ジャック・二クラスが夫人と一緒に息子ゲイリー・二クラスを見守っていた。ゲイリーは99年の「Qスクール」卒業生。しかし不調な2001年シーズンのため、「Qスクール」出戻りとなっていた。そのゲイリーは最終ホールでアプローチをピン横1メートルにピタリとつけるバーディ、(68)の4アンダー、首位に2打差と快調な出だしを切った。
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「最年少PGAシード権獲得」の期待がかかるスーパー・ティーンエイジャー、タイ・トライオン(17歳高校2年生)。1アンダーで迎えた上がりの2ホール、17番では2メートルのバーディパットを沈めて、順位アップ。続く最終ホールではアプローチミスでピンとは真逆のグリーンエッジに乗せるものの、ファーストパットでパーチャンスに寄せ、みごとセーブ。2アンダー(70)でホールアウトした。
首位は1イーグル、5バーディ、1ボギーと好調な初日をおさめたリー・ポルターやエドワルド・エレラなど(66)6アンダーの7人集団。5アンダー8位タイ集団は8名。田中秀道は4アンダー16位タイ、今田竜二は2オーバーの138位タイで初日を終えている。
*PGA「Qスクール」の4日目から最終日の模様は「ザ・ゴルフ・チャンネル」で今週末に衛星生中継予定。