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元世界ナンバー1のグレッグ・ノーマンが「タイガー・ウッズ」を分析

タイガーはデビューしてあっという間、正式には98年の1月に世界ランキンク1位を獲得。その前に「世界ナンバー1」として君臨していたのがメジャー2勝のグレッグ・ノーマン。2年半もの間、世界ランキング1位の座を独占していた。そのグレッグ・ノーマンに「グレーターハートフォードオープン」の会場で、世界ナンバー1になれる選手と、そうでない選手の違いについて語ってもらった。

グレッグ・ノーマン
「タイガーがナンバー1であり続けている理由は、彼の凄い自信と威圧感だ。才能のある選手が自信をもってプレーしていて、良い試合をしていれば、他の選手に威圧感を与える。彼ほどの選手がリーダーボードのトップに名前を掲げたら、ますます自信が沸く。そしてその状況を見た選手達は敵わないと萎縮してしまう。これが威圧感だ。実際、全米オープンの最終日、タイガーは別にベストプレーをしたわけではない。2オーバーだった。自分を追い詰めるようなプレーをしなくても、他の選手達が追いつけないんだ。ニクラスも似たようなことを昔言っていたよ。正直いって、いまタイガーにライバルがいない。どんなスポーツにも切磋琢磨する良きライバルが必要だが、タイガーにはいない。ミケルソンもガルシアも、グーセンもエルスも一流のプレーヤーだが、タイガーと同じ土俵には、いない。自分の頃は、世界中から素晴らしいライバルたちが攻めてきていたが、いまはタイガーの独壇場のようだ。自分が世界ランキング1位になるために頑張っていた頃というのは、とにかく自分のベストを尽くそうと必死だった。6打差でリードしていようが、6打差で負けていようが関係ない。常に自分を追い詰めてベストを尽くしてきた。その結果が世界ランキング1位の座だったんだ。どうしても勝ちたいという気持ちの強さだね。タイガーはその気持ちを強く持っている。そして過去の経験もちゃんと生かしている。だから他の選手との差は開く一方。他の選手はさほど自分を追い込んでいないんだ」。

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