「AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ」初日/首位タイに立ったフィル・ミケルソンのコメント
「AT&Tペブルビーチ・プロアマ」歴史を振り返る
2002/01/30 09:00
この時期には決して珍しくない南カリフォルニアの「気まぐれ天気」はペブルビーチ開催のこの時期になんと雪を降らせている。しかし大会は以前にも最終日が雪で延期になるようなことも経験しているだけに、開催そのものに大きな遅れやトラブルは生じていない。
ここ17年は「ペブルビーチ・プロアマ」として知られているが、そもそもはビーン・クロスビーが1947年に始めた「全米プロアマ選手権」が始まり。初日を「サイプレス・ポイント・クラブ」、2日目を「モントレー・ペニンシュラCC」、そして最終日を「ペブルビーチ」で開催した。プロゴルファー並みにゴルフ好きだったクロスビーが仲間の俳優やミュージシャンを集め、ゴルファーたちと一緒に試合。これがゴルフ界での「プロアマ戦」の始まりだった。
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同じくハリウッドのゴルフ好きで有名だった故・ジャック・レモンも40年近く欠かさず参戦したものの、予選落ちばかりだったが、この大会を心から愛していた。
ジャック・レモン(95年当時)「クロスビーがプロアマ戦の発案者だよ。また開催コースを世界でも有数のペブルビーチに選んだことも彼の功績として大きい。自然に挑みながら、また世界のトッププロたちと一緒にプレーできる喜び。参加できて本当に光栄だと思っている。」
大物スターたちが集うことで知られる「ペブルビーチ」だが、プロたちも充分に見せてくれている。ジョニー・ミラーの46歳でも優勝、2000年のタイガーの大逆転優勝など試合そのものも大変見応えのあるものだ。
<参戦アマチュア:()内はハンデイ>
グレン・キャンベル(12)、ジミー・コナーズ(9)、アリス・クーパー(8)、ケビン・コスナー(12)、クリント・イーストウッド(17)、グレン・フライ(17)、レジー・ジャクソン(12)、ヒューイ・ルイス(8)、ビル・マーレー(13)、レイ・ロマノ(18)、ジェイムズ・ウッズ(18)など