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石川遼、3度目の英語のスピーチ「ダメかと思っていたら案の定…」

26日(木)にフロリダ州のオーランドにあるベイヒルGC&ロッジで開幕する米国男子ツアー「アーノルド・パーマーインビテーショナル」に出場する石川遼が25日、米国ツアーでは3回目となる開幕前の公式会見を行った。

恒例となった冒頭の英語によるスピーチ。過去2回はスムーズに、流暢な英語を披露した石川だったが、この日は「Hello, everyone」と挨拶の言葉を述べたあと、次の言葉が続かない。「Sorry, I forget…」としばらく斜め上を見上げて懸命に思い出し、「僕は今、フロリダに2週間滞在しています。オレンジジュースとハンバーガーの味が素晴らしいことを知り、アメリカを楽しんでいます!」と、何とか続けて会場を笑いで包んだ。その後は順調に暗唱し、今大会の参戦が光栄であること、パーマーとの対面についての感激などを述べた。

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「毎回、緊張しますね。最初の“I”が出てこなかったです」。頷ける理由もある。過去2回の会見は、いずれも火曜日の練習ラウンド終了後に行われていた。「今までは月曜日の夜に覚えて、火曜日の練習ラウンド中も口に出しながらプレーして、それで成功していました」という。だが、この日はプロアマ戦が行われる水曜日。出場しない石川は練習場で黙々とボールを打ち続けていた。「今日は歩かないでずっとボールを打っていたので、会見のことを考えていなかったんです。ダメかもしれないな、と思っていたら、案の定…」。だが、これも1つの“石川らしさ”。海外メディアも、17歳の少年の懸命な姿に微笑みを浮かべていた。

海外メディアからの質問では、ゴルフ以外に興味があること、スイング改造について、欧州ツアーについてなど多岐に渡り、会見は30分以上にも及んだ。日本のメディアだけではなく、海外メディアにも石川への高い関心が波及していることを実感する会見となった。

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2009年 アーノルド・パーマーインビテーショナル



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