感情と、自らのゲームをコントロールするタイガー・ウッズ
「プレジデンツカップ」引き分けについて選手たちは?
アーニー・エルス
「素晴らしい試合だったから、今は引き分けで満足している。ただ、引き分けだとライダーカップ方式の場合、ディフェンディング・チャンピオンがカップを持ち帰ることになるから、チームメイトたちからは、決着がつくまで試合をしようという声があがったんだ。ディフェンディング・チャンピオンがカップを持ち帰ればやはりこちらが負けた結果となってしまうもんでね。でもアメリカチームが相談し合ってくれて、カップは共有という結果になったから良かったよ」
タイガー・ウッズ
「この4日間の戦いを振り返っても、両チームは互角だったし、引き分けは完璧な結論だと思う。スポーツマンシップの素晴らしさ、試合のレベルの高さ、どれをとっても引き分けでよい。さらにたった2人のプレーヤーが全チームを代表して結論を出すというのは良くないね、チーム戦なんだから。もちろんルールだから、プレーオフがあるのはしょうがないけど、こういう結果になって良かったよ」
ジャック・ニクラス
「シングル戦の12マッチが終わって引き分けだったとき、ゲーリーと2人で話していて 皆が勝者になるべきだと思ったんだ。ここまで良い勝負をしていて、誰かが敗者になる必要はないよ」
ゲーリー・プレーヤー
「引き分けということで、優勝杯を両チームで持たせてもらった。これはアメリカチームによる素晴らしい心遣いだ。本来の引き分けではディフェンディング・チャンピオンに優勝杯は渡るからね。もしカップを共有させてもらえなかったら、真っ暗の中でプレーを続行するって言い張ったよ」
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