アメリカを代表するカーレース「インディ500」で活躍する唯一の女性レーサー、サラ・フィッシャーが今週女子プレーヤーとしてPGAツアーに挑戦するアニカ・ソレンスタムにエールを贈った。サラ・フィッシャーは5歳の頃からカートに乗り始めレースの世界に入った。女性のプロレース組織が存在しないために、彼女は唯一の女性レーサーとして男の世界で戦っている。

サラ・フィッシャー
「レースの世界では、私がマシンを操ってレースに出られる限り、私が女性であることなどは関係ないこと。私が女性であることはレースにおいて、無意味。大事なことは優勝争いに入れるような実力を持っているかということだけ。アニカには男性プレーヤーと同じフィールドで戦う実力は十分に備わっているだろうが、一番大変なことは、周囲からのプレッシャーやマスコミなどに大事な準備時間を奪われてしまうこと。大切なことは何とか自分の通常のペースを取り戻すこと。いつ練習ラウンドに出ていいのかなど、周囲に振り回されないようにしないとダメ。もし女性のインディレース組織があって、その上位にいる選手だったら、今回のアニカのようにさらに実力を試すために、男子のレースに出たいと思ったはず。向上心の強い女性だと思う」

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