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「オーガスタ論争」について選手たちは?

「オーガスタ・ナショナル」が女性メンバーを受け入れないという姿勢に対し、一年近くも抗議活動を続けてきた女性の権利保護団体のマーサ・バーク博士。すでにワシントンDCにデモ参加者が集結し、バスでジョージア州入りするという。しかし彼女達が主張した「オーガスタ・ナショナル」ゲート前のワシントン・ロードでは、交通量の多さから危険を伴うとしてアトランタ市から却下されたまま。結局デモ行進は「オーガスタ・ナショナル」に程近い空き地で行われることになっている。皮肉なことにアトランタ市がこのデモ行進のために借りた空き地は「オーガスタ・ナショナル」の所有地だという。 また街中の反応はバーク博士に冷たい。多くが「馬鹿げた主張だ」とか「バーク博士が脚光を浴びるためにマスターズを利用しただけ」だと罵られている。一方の選手たちは、誰も「巻き込まれたくない」様子。

タイガー・ウッズ
「すべての問題について我々選手全員が意見を持っていると期待しないで欲しい。特定の人間がたまたまスポットライトを浴びる地位にいても、だからといって全ての問題に答えを持っているわけではない。また意見を持たないという選択もある」

フィル・ミケルソン
「私はこの論争に関して意見を述べる気はない」

レティーフ・グーセン
「ここのコースで旦那さんと一緒にプレーしているご夫人を何人も見かけている。別に女性がこのコースでプレーすることを禁じられているわけではない。現在このコースは300人のメンバーがいる。プライベートなクラブだから、メンバーの数を限定したいのでしょう。また我々選手がオーガスタ・ナショナル委員会に女性をメンバーにした方が良いなんていう筋合いはないし、この問題に巻き込まれたくもない。基本的にはここのメンバー達が決めること。彼らのクラブであり、彼らに選択権があるから。このようなプライベートクラブは世界中に沢山あるだろう」

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