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マスターズを前にコーチに駆け込む選手たち

米ツアー「ベルサウスクラシック」に参戦していない選手は、マスターズに向けて最終調整している。オーガスタナショナルでの練習ラウンドに加え、スウィング調整のため、コーチのもとに「駆け込み寺」状態の選手も少なくない。多くの一流選手が師と仰ぐ、レッドベターの元に取材に行ってみた。

さすがにニック・プライスは一流プロらしく自家用ヘリでレッドベターアカデミーの練習場に降り立った。

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ニック・プライス
「スウィングの調子がよければ、必要なショット全てが打てるようになる。レッドベターの下でスウィングを構成するそれぞれのポイントが正しいスピードで行えるように繰り返し見てもらっている。他には、下りのパットの練習を山ほどしている。オーガスタのグリーンは速いから。あとはとにかくボールをちゃんとヒットすること。それができればおのずとスコアは良くなるものだ」

そのプライスの横で指導を受けていたのがマイケル・キャンベル。「ベイヒル招待」と「ザ・プレーヤーズ選手権」を肩の怪我で棄権したキャンベルは自分のスウィングを通り戻すためにレッドベターを訪れたという。

マイケル・キャンベル
「ベイヒルとザ・プレーヤーズは、マスターズに向けて調子を上げていくために欠かせない大会。しかし今年、怪我のためにどちらも参戦できなかった。いままでマスターズで良い成績は残せていないけど、なんとかこのブランクをレッドベターのもとで取り戻してマスターズに臨みたい」

2日間のオーガスタでの練習ラウンドを経て最終チェックに来たのがジャスティン・ローズ。22歳のローズは「全英オープン」や「全米プロ選手権」の経験はあるが「マスターズ」は初出場となる。

ジャスティン・ローズ
「初めてオーガスタに行って、クラブハウスのバルコニーから見たコースの美しさに感動した。皆からオーガスタのコースは起伏が激しくそれが美しさのひとつだと聞いていたけど想像以上だった。9番グリーンと18番グリーンがクラブハウスからも見えるけど、テレビで観て思っていた位置とちょっと違った」

一方、予定されている「オーガスタ論争」のデモ行進などについては、ゲートの外の出来事として、プロたちはプレーのみに集中するつもりでいるという。

ニック・プライス
「デモ行進されても問題はない。1番ティでプラカードを持って大声出されたらプレーに影響するが、ゲートの外なら支障はない」

マイケル・キャンベル
「警備を通過して中に入ったら、問題ない」

ジャスティン・ローズ
「個人のことを言わせてもらえば、初めてのマスターズを思い切り楽しみたい。デモ行進とかそういうものに記念すべき初マスターズを邪魔されたくない。せっかく家族や友人と過す大事な大会なんだ」

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