遼は53位でマッチプレー出場決定/男子ランキング
2012年 ノーザントラストオープン
期間:02/16〜02/19 場所:リビエラCC(カリフォルニア州)
遼、体重も増えて飛距離が伸びている!
米国男子ツアー「ノーザントラストオープン」に4年連続4度目の出場を果たす石川遼。前週の10日金曜日から現地入りし、指定練習日の月曜日には池田勇太とアウトコースの9ホールをラウンド。14日火曜日には、PGAツアーメンバーのビル・ハース、マーティン・レアード、そして前日同様池田といった顔ぶれで1番ティをスタートした。
後半の途中でPGA組の2人とは別れ、池田と2サムになった石川は18ホールの練習ラウンドをしっかりと行った。水曜日のプロアマ戦には入っていないため、この日の練習ラウンドが試合前最後のチャンスとなるからだ。
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ラウンド後はドライビングレンジに向かい、さらに日が暮れるまでパッティングの練習を行った。パッティンググリーンでは、プレジデンツカップでチームメイトとして同組でも戦ったアーニー・エルス(南アフリカ)から話しかけられ、笑顔で対応するシーンも見られた。
石川は3週間前まで2試合米ツアーで戦い、その後国内で恒例のスキー合宿を実施。そして今回の渡米となったが「少し体重が増えましたし、スイング自体も少し変えた結果、飛距離が伸びたと思います」と、スキー合宿で体力と筋力が向上しドライバーショットでの飛距離が伸びたことを実感した。
この大会は過去3回出場し、予選通過は1度だけ。この日の午後には予選ラウンドの組み合わせが発表され、石川は初日が午前の最終組で8時40分に10番からスタート。2日目は午後の最終組で13時25分に1番からスタートすることになった。「自分は朝早いスタートよりも、遅いスタートのほうがやりやすいので良かったです」と、日没が迫る中でプレーすることは苦にならないようだ。「でも、グリーンは遅い時間になれば、スパイクの跡などでだいぶ影響がでるので、そこだけは気をつけます」と、冷静に話す。大会初日までの猶予はあと1日、練習ラウンドができないため、コースのドライビングレンジとパッティンググリーンで最終調整を行う予定だ。(ロサンゼルス/本橋英治)