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2011年 全米オープン
期間:06/16〜06/19 場所:コングレッショナルC.C(メリーランド州)

【GDO EYE】簡単すぎる?ロースコア続出の今年の全米オープンに物議

ロリー・マキロイが快進撃を続ける今年の全米オープンだが、次々と最少ストローク記録が塗り替えられる現状に対し、「コースが簡単すぎるのでは?」「本当にこれで全米オープンと言えるのか?」といった疑問の声が聞こえてくる。

昨年、ペブルビーチで行われた全米オープンでのグレーム・マクドウェルの優勝スコアはイーブンパー。過去の全米オープンの優勝スコアで2桁アンダーに達したのは、2000年のタイガー・ウッズの12アンダーの1度だけ。しかし、この時は2位のスコアが3オーバーで、コースが簡単だったと言うよりもウッズが凄すぎたと言えるだろう。だが、今年は3日目を終えてアンダーパーが20人も存在する。

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そんな意見に答えるべく、大会3日目の終了後、急きょUSGAの記者会見が行われた。

USGAの見解をピックアップしていくと、

・ロースコアの要因は、先週の熱波によってラフの生育が遅れたこと。そして今週に入ってからのサンダーストームの影響でグリーンが水を含み軟らかくなっていること
・(スコアを抑えるために)明日、距離を長くしたり、タフにしたり、戦略的にするようなことは無い。
・世界で一番偉大な選手を決めるという哲学にのっとるだけで、スコアはその結果にすぎない。
・ここは乾燥したカリフォルニアではないし、砂の上に作られたシネコックでもない。今年は6月のメリーランドで全米オープンをやるということで、これが我々の現実だ。
・今年の結果を受けて、来年のセッティング方針を変えることもない。
・この好スコアの要因のひとつに、グリーンの綺麗さがある。これまで20数年間見てきた全米オープンの中で、一番スムーズなグリーンだ。
・コングレッショナルCCが全米オープンを開催するコースに適していないということはない。今年のロースコアは、ひとえに天候に起因する。
・ピンポジションに関しては、当初想定していた14~14.5フィートという速さに達していないので、よりチャレンジングな位置に切ることもある。

ざっと、こんな感じだ。

明日もパー5のいくつかではティグラウンドを前にすることもあるだろうが、それは「リスクと報酬」で選手をテストしようという哲学の現れで、決してロースコアを抑えるために2オンできないような距離にしよう、という考えはしないということだ。

グリーンやラフの状態は自然に起因することなのでコントロールできないし、それ以外の部分ではUSGAの哲学にのっとってプラン通りに進んでいる。たまにはこんな全米オープンがあっても問題ないということだが、皆さんはどうお考えになるだろうか?【ベセスダ/今岡涼太】

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