2011年 WGC アクセンチュアマッチプレー選手権

【GDO EYE】17歳のM.マナッセロ、あわやサボテンの悲劇!

2011年 WGCアクセンチュアマッチプレー選手権 2日目 マッテオ・マナッセロ
16番でサボテンに捕まりピンチを迎えたマッテオ・マナッセロ

「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」の2日目、今大会最年少出場のマッテオ・マナッセロ(イタリア)17歳は、1回戦で石川遼を20ホールの激闘の末に下したシャール・シュワルツェル(南アフリカ)と対戦。

序盤はシュワルツェルが試合を優位に進めるが、中盤にマナッセロが逆転し14番を終えて2アップのリードを奪った。しかし、15番でシュワルツェルが奪い返すと、16番パー3のマナッセロのティショットは、グリーンの後ろにあるテントを越えてしまった。

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シュワルツェルがボールを捜しに行くと、そこにはジャンピングチョイヤと呼ばれる、サボテンが積み上げられていた。よく見るとボールはその中に入り込んでいる。この位置でスイングをすると、ギャラリースタンドに当たってしまうため、マナッセロは救済を受けられるか競技委員に確認した。

すると競技委員は「フェンスが無かったとして、その状況ではボールを打てないよね。だからそれはTIO(臨時の動かせない障害物)だから、救済は受けられないよ」と、マナッセロを諭すように話しかけた。

一旦はマークして、ボールを拾い上げようとしたマナッセロだが、サボテンのトゲが手に刺さる可能性が高いので、やむなくボールを見捨ててギブアップを宣言した。仮に救済が受けられたなら、グリーンに近づかない範囲で横に移動することができたので、パーセーブをすることも出来たかも知れないが、このホールでオールスクエアとなってしまった。

しかし、ここで気持ちを切り替えることができたマナッセロは、続く17番でバーディを奪い再び1アップにすると、18番を引き分けて通算1アップで勝利。今大会10代でただ一人3回戦に進出することになった。優勝まではあと4試合、17歳の新鋭はどこまで勝ち進むのだろうか。(編集部:本橋英治)

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