今週、ウィスコンシン州にあるウィスリングストレイツで行われている「全米プロゴルフ選手権」に出場しているセルヒオ・ガルシアが、この試合を最後に2ヶ月に及ぶ休養を取る予定であることが分かった。「WGC ブリヂストン招待」最終日の日曜日に語ったもので、ガルシアの復帰戦は10月末に地元・スペインで行われる「カスティーヨ・マスターズ」となる模様。

現在のFedExCupランキングは90位、また10月第1週に行われる「ライダー・カップ」の欧州チームメンバー入りへ僅かな可能性も残していたが、PGAのプレーオフと共に「ライダー・カップ」への出場も事実上断念したこととなる。

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「長い1年になっている」とガルシア。「僕の全キャリアを通して、長く素敵な休暇を取ったことがない」と、精神的なリフレッシュの必要を強調する。

今季は2月の「WGC アクセンチュアマッチプレー」で準決勝に進出したものの、その他はシーズンを通してベスト10フィニッシュは無し。優勝は2008年の「プレーヤーズ選手権」から2年以上遠ざかっている。

「休養が必要だ。少しゴルフから離れないと」とガルシア。1999年に19歳でプロとなって以来12年目のシーズンを迎えているガルシアだが、長いゴルフ人生を考えると2ヶ月の休養というのは今後に向けての良い転機となるかもしれない。