石川遼の戦績、クラブセッティング、スイング分析など
2010年 全米プロゴルフ選手権
期間:08/12〜08/15 場所:ウィスリングストレイツ(ウィスコンシン州)
遼「目指すはトップ10!」今年最後のメジャーに向け出発!
今季海外メジャー3試合の挑戦を終えた石川遼が、最後のメジャー「全米プロゴルフ選手権」に向けて成田空港から渡米した。今回の米ツアー遠征では、今週行われる「WGC(世界ゴルフ選手権)ブリヂストンインビテーショナル」に出場し、次週に「全米プロ」を迎える。
先週の「サン・クロレラ クラシック」では大会連覇を狙って出場したが、結果的に14位タイで終了。しかし、石川は大きな手ごたえを掴んでいる。「ぎりぎりで予選を通過しても、3日目、最終日でスコアを伸ばせばトップ10に入る可能性もあるということを実感しました。毎試合トップ10入りすることが目標の1つなので、まずは予選突破、そして決勝ラウンドで上位を目指すゴルフをしていきます」と、これからも続くツアーでの意気込みを語る。
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そして、最後のメジャーに向けては「昨年挑戦したメジャーでは、自分のゴルフができなかったと思います。今年これまで3試合でのメジャーで1つ1つ違った課題が見えてきました。マスターズでは凄く悔しい思いをして、全米オープンでは体力と精神力の弱さを思い知らされました。そして全英オープンではショートゲームでの課題が見つかった反面、納得の行くゴルフができました。今年は自分のゴルフができているからこそ見えてきた課題です。なので、全米プロでも、まずは自分のゴルフをすることが大事だと思います」と、自身の成長を振り返りながら話した。
海外メジャーも含め、日本ツアーも休まずに出場し続けているが、今は休むことは考えていないという。しかし、「今後戦っていく上で、休養が必要だと自分自身が感じたときには、試合を休む可能性はある」と言う。まずは、今回の米ツアー2試合を戦ってから、今後の日本ツアーでの日程を再調整する可能性もある。