2026年 ジェネシス スコットランドオープン

弾道測定器のカバーは特注品…桂川有人は感覚とのギャップを埋める作業に没頭

2026年 ジェネシス スコットランドオープン 初日 桂川有人
桂川有人のトラックマンには秘密が…

◇米国&欧州男子◇ジェネシス スコットランドオープン 初日(9日)◇ザ・ルネサンスクラブ(スコットランド)◇7282yd(パー70)

2024年に日本開催のDPワールドツアー(欧州ツアー)で初優勝してから、3年目のシーズンは思うようにいかないまま進んでいる。トップ10入りしたのは3月に中国で行われた「海南クラシック」(9位)だけ。年間ポイントレース(レース・トゥ・ドバイ)は現在107位で、直近2年の最終成績91位(2025年)、84位(24年)にも及ばない。

直近の2試合はイタリアとドイツで続けて予選落ちした。今週はPGAツアーのトップ選手が加わる共催大会で神経をとがらせているかと思えば、「その辺は気にするタイプではないんですよね(笑)。自分のプレーに集中する方なので」とフィールドレベルの上昇はどこ吹く風。27歳は「自分の感覚と実際(の結果)がマッチしていない部分が、最近は合ってきている感じがあります」と、ショットに復調の兆しがあるという。

2026年 ジェネシス スコットランドオープン 初日 桂川有人のトラックマン
専用カバー

シーズン半ばにして、クラブセッティングの見直しが続く。1Wをピンの「G440 MAX」からテーラーメイドの「Qi4D LS」にスイッチ。「自分は(球筋を)操作していくタイプ。小さいヘッドが振りやすくて、バッチリ来ました」。感性のこもったスイングに後半戦の巻き返しのチャンスをうかがう。

2026年 ジェネシス スコットランドオープン 初日 桂川有人
カバーを装着したまま計測できる

練習ラウンドでは今週、久々に弾道測定器のトラックマンを持ち込んだ。そのカバーが実はレア。おなじみのオレンジ色だが、よく見ると、ウェア契約を結ぶBRIEFING(ブリーフィング)のロゴが刻まれている。

こちら桂川専用の特注品。耐久性と強度に優れた素材で、精密機器をしっかりガードしてくれる。飛行機移動ばかりの欧州ツアー戦士にとっては心強い味方だ。「ちょっと(調子が)良くなってきたので、ディスタンスも測ってみようかなと。だいぶ感覚と合ってきた感じがする」と、ここでも感覚とのギャップを埋める作業を続けている。

2026年 ジェネシス スコットランドオープン 初日 桂川有人
海の向こうでのプレーを決してあきらめない選手のひとり

「一歩ずつ、自分のペースでポイントを稼いでいって、最終戦(11月・DPワールド ツアー選手権 ドバイ)に出られるように頑張りたい」。おしりに火がついても、将来を考えればただ慌てるわけにはいかない。(ノースバーウィック/桂川洋一)

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