松山英樹にフリートウッド、トーマス… メジャー初出場・金子駆大の“練習ラウンドコレクション”
◇メジャー第2戦◇全米プロゴルフ選手権 事前情報(13日)◇アロニミンクGC(ペンシルベニア州)◇7394yd(パー70)
メジャーデビューを果たす金子駆大は、開幕前日の練習ラウンドをスター選手と回った。大会2勝のジャスティン・トーマスと、PGAツアー今季2勝のキャメロン・ヤング。多くのギャラリーを集めるトッププロの組に入ることは、かねて望んでいたことだった。
11日(月)には松山英樹とコースをチェックし、12日(火)はトミー・フリートウッド、ルーク・ドナルド(ともにイングランド)のグループに飛び入り。スタート前のパッティンググリーンで一緒になったフリートウッドがスタートティに向かうのを見て、「このまま行っちゃおう!と思ってついていきました」と隣を歩いた。
心の奥底で狙っていたスコッティ・シェフラー、ロリー・マキロイ(北アイルランド)との共演を逃したとしても、貴重な時間には違いない。彼らが放つショットの精度に舌を巻き、練習でショートゲームに割く時間の長さにうなずく。「うまいのは当然なので、スゴイなあというよりは、早くこういうところで戦いたいという気持ちになった」と目を輝かせた。
昨年、日本ツアーの賞金王に輝き、主戦場をDPワールドツアー(欧州ツアー)に移した。本大会の出場、メジャー初参戦は先週、「カタルーニャ選手権」を控えたスペインで聞いた。同大会での予選落ちは前向きに捉えている。「予選を通っていたら、今週は練習ラウンドができていたか分からない。休憩だと思って切り替えればいいかなと思っていました」。つかの間のお休み以上の収穫は、「せっかくここまで来たので、少しでも自分のためになるように」という向上心によって得られた。
2週前の「トルコ航空オープン」で初めてトップ10(9位)に入った。「いずれはトップ10にも入れるだろうと思ってましたし、自分の中ではもうちょっとうまくやれると思っているんです」と頼もしい。今週も「『良い経験』で終わらないように。しっかり結果も残せれば」と、観光気分でいるはずがない。
次週は「ソウダルオープン」(リンクフェンインターナショナルGC)でベルギーに向かう。アントワープには19日(火)午後の到着予定で、開幕前日の20日(水)は練習ラウンドができず「ぶっつけ(本番)になりそう」だという。厳しいスケジュールも望むところだ。(ペンシルベニア州ニュータウンスクエア/桂川洋一)