20分のはずが大渋滞1時間半 久常涼の「マネジメントミス」
◇米国男子◇ザ・プレーヤーズ選手権 初日(12日)◇TPCソーグラス ザ・プレーヤーズ スタジアムコース(フロリダ州)◇7352yd(パー72)
フロントナインのショットの荒れ具合に、久常涼は思い当たる節があった。「体がフワフワしていて…」。スタートに備えて宿舎を出た朝、コースまでの道が大渋滞。普段は20分で着くところが1時間半近くかかった。
到着後の雷雨でティオフが30分遅れたものの、「調整があまりうまくできなくて、アジャストするのに時間がかかった」とティオフ前の練習に支障が出たことを認める。今季ここまで、ツアー17位のフェアウェイキープ率(66.21%)を記録しているティショットに影響が出て「前半はバタバタ」。バーディとボギーが入り乱れた。
折り返しの9番(パー5)は、右サイドからの3打目を5ydほどしか進められなかった。「すごくライが悪いのに、無理をして狙いにいった」というジャッジミス。「雨でグリーンもすごく止まりやすくなった。ティショットが良いところに行けば、チャンスにつきやすかった」コンディションだっただけに、バックナインのパー行進は少し悔しい。
ストレスを少しでも解消できそうなのが、最終18番の締めくくり。1Wでフェアウェイ右サイドをとらえ、残り154ydの2打目を9Iでピン右7mにつけた。「普段(のグリーンの硬さ)だったら、もっと寄ったラインだった」と下り傾斜を利用しきれなかったものの、バーディパットを流し込んだ。
4バーディ、3ボギーの「71」で1アンダーの暫定30位スタート。予選落ちした過去2大会はいずれも2日目の「74」で涙をのんだ。「後半はパットを決めきれなかったシーンが多かっただけ。あしたも同じような感じで頑張れれば」と、三度目の正直へ向けてたくましい。「(コース入りの遅れは)自分のマネジメントミス。あしたはそんなことはないと思うので、良い準備をしてプレーできれば」と反省も忘れていない。(フロリダ州ポンテベドラビーチ/桂川洋一)