雨上がりの夕方に反撃 松山英樹は平均スコア「70.5」の貫録で2アンダー発進
◇米国男子◇ザ・プレーヤーズ選手権 初日(12日)◇TPCソーグラス ザ・プレーヤーズ スタジアムコース(フロリダ州)◇7352yd(パー72)
助手席に座る松山英樹がクラブハウスに到着した直後、コースに強い雨が落ち試合は中断した。当初の予定から30分遅れの午後2時過ぎ。ザンダー・シャウフェレ、前年優勝のロリー・マキロイ(北アイルランド)との3サムは大ギャラリーを集めてティオフした。
グリーンが水を含んでソフトになろうとも、打つべきスポットが少しでもずれるとチャンスはない。「毎年のイメージとあまり変わっていない」というTPCソーグラス。松山はロープサイドで傘の花が開いた出だし1番から短いチャンスに恵まれず、1Wショットを右に大きく曲げた7番でボギーが先行した。
雨雲が去り、日差しが強くなった折り返しの9番(パー5)、右サイドのセミラフからウェッジで柔らかく打ち出した3打目がピンそば1mについた。折り返して10番ではグリーン左手前から3mを沈め、さらに11番(パー5)で3オンの後に4mを沈めて3連続バーディ。5アンダーで止まったトップと3打差に迫った。
アイランドグリーンの17番(パー3)はフィニッシュを崩して周囲を一瞬焦らせながら、ボールはグリーン左手前に止まりパーセーブ。左サイドに池が構える続く18番は、3Wでフェアウェイのベストポジションをキープした。下り4mのバーディパットをカップ右に外しても、左のペナルティエリアをケアしながら、残り173ydからピン右奥をとらえたアイアンショットは2日目以降にもつながる。
過去10回の出場、キャリアで34ラウンドの平均スコア「70.5」は歴代6位。30ラウンド以上した選手ではトップに位置する。予選落ちを喫した過去3大会の初日はすべてオーバーパー(2018年「79」、21年「76」、25年「74」)だったが、3バーディ、1ボギー「70」で2アンダー暫定17位と、まずまずの滑り出しを見せた。
ホールアウトは日没間際。午前8時52分(日本時間午後9時52分)の2日目の始まりに備え、帰りの車にすぐに乗りこんだ。(フロリダ州ポンテベドラビーチ/桂川洋一)