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全米プロ2日目/タイガー「プレーにはプライド持っている」

-予選通過のカットラインはどれくらいだと思ってましたか?

タイガー・ウッズ(イーブンパー、44位)
「まぁ、誰にも聞かなかったし、恐らく1オーバーになるんじゃないかという感じはしてた。今もいくつだったか知らないし。いくつ?1オーバー?結局そうだったんだ。

「1オーバーでかなりの選手がいたからね。僕がコースに出て行く時は2オーバーが80位タイだった。大体10人位がそこから抜け出すと予想していたので、何とかして1オーバーにもっていかなければ、とは思ってた」

-予選カットはどれほど意識しながらプレーしてましたか?

タイガー・ウッズ
「調子が悪かったから、少し意識していました。調子が良ければ、何の心配もしません。週末に向けてただ首位争いをできるようにするだけなんです。でもそうじゃなかったから・・・。何とか切り抜けて、冷静にプレーすることを心掛けていました。チャンスが訪れるのをずっと待っていたら最後に来てくれました。バック9ではショットの調子も上がってきて、徐々に狙い始めて、そこからは幾つか1パットで決めれたところもありました」

-土壇場で予選通過もかかっていました。その辺はプライドとかありましたか?

タイガー・ウッズ
「どうプレーするかにはプライドを持っています。ティアップする時はいつも自分の全力を尽くすようにしています。コースには何も残してこない。『全力を尽くすこと』、昔からこの姿勢は変わってません。絶対に諦めないことは、僕が一番誇りに思っていることです。諦めたこともなければ、困難から逃げようとしこともありません。1番から18番ホールまで全力投球です」

-最終ホールのキャディのスティーブとの握手は、まるでビジネスマン2人がディールを締結したときの様でしたね。

タイガー・ウッズ
「そうだね、2人ともバック9ではどうにかしてやろうという一心だったので、とても集中していて目標を忠実に達成しようとしていました。良いチームワークだったと思います」

-あまりゴルフに詳しくない人や普通のゴルフファンはあなた達がどれほどのハイレベルでプレーしているか、そしてあなたの予選通過記録などがどれだけ大変な事か、あまり理解してもらえないのでは・・・。その辺はいかがですか?

タイガー・ウッズ
「確かに、僕が予選落ちしそうになってる時以外は、あまり話題にならないからね(笑)。僕はとても誇りに思っていることです。数年間続いている記録だから、当たり前だと思われているのかもしれないですね。僕より長期間、コンスタントにプレーしている選手はあまりいないと思う」

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