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「おじいさん」とは呼ばせない!ベテラントリオが実力発揮

昨シーズン以来波にのる50歳プレーヤーのジェイ・ハースが初日を4アンダー、66で期待通りの好調子発進。しかし、同組で注目を浴びたのはハースだけじゃない。ほか2名も50歳を超えた大ベテランでどちらも全米オープン優勝経験のある、レイモンド・フロイドトム・カイトだ。

ハース、カイト、フロイドの3人で合わせるとPGAツアー50勝、メジャー5勝、そして164歳。61歳のフロイド、53歳のカイト、そして50歳のハースが「全米オープン」の初日、2日目を同組でラウンドする。

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トム・カイト
「おじいさんゴルファーが集まってシネコックヒルズでゴルフを楽しんでいる、そんな感じか?実際は何歳になったってゴルファーなら『全米オープン』で戦いたいもの。まだ僕は自宅のリビングでテレビ観戦する気になれないんでね」

レイモンド・フロイド
「ある人は50歳でも若いし、ある人は老いぼれてしまう。人それぞれでしょう。しかし、全米オープンを戦うには経験は大事な要素。まだ我々にも充分に戦う資格がある」

ジェイ・ハース
「今までにない飛距離を打てているし、またパッティングも今までにないほど自信をもっている。チッピングなどのショートゲームも良くなっている。でも優勝できるまでは、自己最高だとは言わないよ。ただ、今の良い調子は今までにキャリア最長期にあったような良さを安定して保てていると思う」

フロイドは1986年のシネコックヒルズで優勝しており、今回は特別招待枠で出場。カイトはクオリファイトーナメントを突破し参戦権を勝ち取った。そしてハースはPGAツアーでの活躍により、賞金ランキング26位、世界ランキング20位という成績で出場権を手に入れている。

3人の中で唯一メジャー優勝が履歴にないハース。初日4アンダーを弾みに、2人の仲間入りを果たしたいところだ。

ジェイ・ハース
「誰にとってもメジャー優勝は素晴らしい名誉。僕がいざ達成したら、どれほどの重みを感じるか想像がつきません。今まで一度もメジャーを取れてこなかったことを悲しんだり、卑屈に考えたりしたことはない。でも、やはりチャンスがあれば是非とも手に入れたい名誉です。自分のキャリアには誇りをもっていますが、まだグラスが半分しか満たされていない気持ちになります」

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